東海国立大学機構で4万名分の情報流出の可能性 ネットワーク設定に不備

国立大学法人「東海国立大学機構」において、第三者からの不正アクセス被害が確認されている。

概要

不正アクセスが判明したのは10月18日。
アカウント管理に使用するシステムが被害を受けている。
原因は、同システムのネットワークセキュリティの設定に不備があったという。

影響が懸念されている情報としては以下の通り。

影響対象:
・2022年5⽉から岐⾩⼤学に所属する教職員
・2021年7⽉から名古屋⼤学に所属する学⽣および教職員
累計4万名分
流出した可能性がある情報:
氏名、生年月日、学生番号または職員番号、および同機構内のシステム利用時のアカウント認証情報

対応

同機構は不正アクセス発覚後、直ちにネットワークを遮断。
同時にシステム内全アカウントのパスワードを初期化した。

当該被害により、今後なりすましによる攻撃が予測されるとして注意喚起を実施している。
なお、情報公開された11月17日時点では二次被害は確認されていないとしている。

【参考URL】
個⼈情報の流出の可能性に関するお知らせとお詫び
https://www.thers.ac.jp/

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