うんこミュージアムは、公式サイトで利用している第三者製ソフトウェアの脆弱性を悪用した不正アクセスを受け、サイトの一部が改ざんされたことを公表した。これに伴い、2026年8月10日17時04分から8月11日11時24分までの間にお問い合わせフォームを利用した4名について、個人情報が漏えいしたおそれがあるとして告知と謝罪を行った。
事案の詳細
公表によると、当サイトで利用している第三者製ソフトウェアの脆弱性が悪用され、不正アクセスが発生した結果、サイトの一部が改ざんされた。うんこミュージアムは、この改ざん期間中に送信されたお問い合わせ内容が第三者に傍受・取得された可能性を完全には否定できないとして、「個人情報漏えいのおそれ」と説明している。
漏えいした可能性がある情報は、問い合わせフォームで送信された内容であり、氏名、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ本文などが含まれる。なお、当サイトでは送信データをデータベースに保持しない仕様だが、改ざん期間中の通信については外部に取得された可能性が残るため、確定的な漏えいではなく「おそれ」として公表された。
また、対象となる4名には、入力された連絡先宛てに個別連絡を行っている。現時点で、当サイトの閲覧やチケット購入のみを行い、該当期間中にお問い合わせフォームを利用していない利用者については、情報漏えいや閲覧によるマルウェア感染などの二次被害は確認されていない。
影響と背景
本件で影響を受ける可能性があるのは、公式サイトのお問い合わせフォームを利用した4名に限られる。影響範囲は現時点では限定的とされているが、氏名や連絡先、問い合わせ内容が含まれる可能性があるため、利用者への注意喚起が行われた。
背景として、第三者製ソフトウェアの脆弱性が攻撃の起点となっており、Webサイトの改ざんを通じて送信内容が取得された可能性が問題となっている。公開情報からは、漏えいの確定有無や詳細な攻撃経路のすべては明示されていないが、サイト改ざんと送信データの傍受・取得の可能性が主な論点である。
対策・今後の展望
うんこミュージアムは、不正に設置されたファイルの削除、改ざん箇所の復旧、脆弱性の修正を2026年8月11日までに完了したと説明している。今後は、追加の案内や続報が出る可能性があるため、利用者は公式発表を確認することが望ましい。
- 事業者からの追加告知や個別連絡がないか、公式発表を確認する
- 連絡先宛てに案内が届いた場合は、内容を確認し指示に従う
- 不審なメールや電話を受けても、安易に個人情報を提供しない
CSRIセキュリティ専門家の見解
実務上は、不正アクセス後に「どのデータが、どの経路で取得された可能性があるか」を説明するため、アクセスログや改ざん箇所の保全が重要になる。特にWebサイトでは、脆弱性の修正だけでなく、改ざん期間中に送信された通信内容の有無を検証できる体制が、被害範囲の特定と利用者への適切な案内に直結する。