2025年12月23日、日産自動車の正規販売会社(ディーラー)「日産福岡販売」社で顧客情報が流出した可能性が判明した。
同社の業務委託先のサーバーが不正アクセスを受けたというもので、顧客約2万1千名分の個人情報が流出した可能性があるとされている。
影響対象となったのは、日産福岡販売で新車・中古車の購入や車検・整備などのサービスを受けた顧客で、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど該当している。
流出時期については現在も詳細な調査が続けられている。
日産自動車からの公表では、不正アクセスは業務委託先が管理するサーバーで発生しており、同社は2025年12月にその事実を把握。
現在、調査と対応が続いている。
公表時点で、流出した情報の二次利用や不正利用は確認されておらず、被害の拡大は見られていないとされている。
日産自動車は公式サイトを通じて「お客様に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪。
関係当局への報告や、対象顧客への個別連絡を順次進めていくとしている。
当該事案に対しSNS上では、ディーラー(販売会社)とメーカーの関係性に触れ、情報管理への懸念を示唆する投稿や、個人情報保護の罰則強化を求めるもの、サイバーセキュリティ対策の必要性を指摘する投稿などが見受けられた。
【参考記事】
https://www3.nissan.co.jp/siteinfo/information_251205.html