不正アクセス被害→「暗号処理されている」→「情報流出の可能性ある」【ユニデンホールディングス】

家電製品や無線機器の開発・販売事業を展開している「ユニデンホールディングス」社で、自社が管理するサーバーが第三者による不正アクセスを受けたと公表。
同社によると、不正アクセスが発生したのは2024年8月29日で、攻撃発覚後に社内専門部門と外部のセキュリティ調査機関が連携し、被害状況の調査を実施。
その結果、ランサムウェアによって一部のデータが暗号化されていたことが確認されました。

暗号化された情報の中には、顧客情報や社員関連のデータも含まれていたが、同社は「もともと高いレベルの暗号処理がなされていた」説明している。
専門家の見解では、第三者がそのデータを解読または閲覧することは極めて困難であるとされており、現時点では実際に情報が外部へ流出した証拠は確認されていないという。
一方で、同社は「情報流出の可能性がある」という立場をとり、利用者や関係者に注意を呼びかけている。
ユニデンホールディングスは、再発防止に向けた対策を進めると発表。
具体的には、サーバーの監視体制を見直すとともに、社員への情報セキュリティ教育の強化など、組織全体での情報管理の徹底を図るという。

【参考記事】
https://unidenholdings.jp/

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