パスワード不正取得、他名義で費用申請など複数行為 教員を懲戒処分【琉球大学】

国立大学法人琉球大学は、同大学教員に対し認証情報の不正利用や研究費の不当な申請手続きなど行ったとして懲戒処分を行った。

概要

11月11日の琉球大学からの公表によると、同教員の処分に該当する事案は以下3点挙げられている。

・同じ部局内研究員のIDとパスワードを使用し、本来研究者本人が受講する必要のある教育プログラムを代理で受講。
・研究費申請時に使用するシステムへのログインID・パスワードを同じ部局内職員から不正に取得。その後他の職員名義で研究費用を申請した。
・不正行為の発覚後、他職員に口裏合わせや調査内容を聞き出すなど調査の妨害行為を行った。

同職員は、10月31日付で停職3月の懲戒処分が行われている。
これに対し、同大学学長は「(当該教員に対し)研究倫理に関するルールを遵守するよう周知徹底する」とコメントし、再発防止を図るとのこと。

【参考URL】
懲戒処分の公表について
https://www.u-ryukyu.ac.jp/

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