不正アクセスで対話ロボットの検証データが流出か 顔写真など【大阪大学大学院基礎工学研究科】

大阪大学大学院基礎工学研究科で、外部からの不正アクセス被害により研究データなどが流出した可能性があるという。

不正アクセスが確認されたのは10月28日、同学科で使用されていた管理システム内のファイルが暗号化される事態が発生している。
同学科研究室の対話ロボットの効果検証を目的にイベントで収集されたデータが流出したとみられており、不特定多数の顔写真データやロボットによるCGを利用したオンライン会議実験で記録された動画などが該当する。
なお、いずれのデータも個人を特定することは難しく、個人情報や財産的被害のおそれが低いものと説明されている。

同大学は影響を最小限に抑えるため、システム内のファイルを外部ネットワークから隔離、影響を受けたとみられる関係者には個別での連絡を実施している。
現時点では二次被害は確認されていないとのことで、大学は引き続き対応を進めるという。

【参考記事】
不正アクセスによる収集データの漏えいについて
https://www.es.osaka-u.ac.jp/ja/whats-new/news/index.html

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