ペンタブレット関連商品を取り扱うオンラインショップ「ワコムストア」において、不正アクセス被害による情報流出が確認されている。
概要
同ストア運営の「株式会社ワコム」によると、不正アクセス被害が確認されたのは8月19日。
クレジットカード会社から、同ストア上で情報流出を懸念する連絡が入ったという。
調査の結果、第三者により同ストアの情報が改ざんされ、入力された情報が外部に流出した可能性が判明している。
原因は、2022年4月19日まで使用されていた同ストアのwebシステムの脆弱性とみられている。
影響
当該攻撃により影響が懸念されている情報は以下の通り。
影響対象:
2022年2月19日から2022年4月19日の期間、「ワコムストア」でクレジットカード情報決済を利用した顧客147,545名
流出した情報:
・氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、性別などの個人情報
・名義、番号、有効期限、セキュリティコードを含むクレジットカード情報
対応
ワコム社は、被害対象者に個別での状況説明を含めた対応を実施し、なりすましによるフィッシングメールが確認される可能性があるとして注意喚起を行っている。
また、原因となった「ワコムストア」のシステムは4月19日時点で閉鎖、それ以降は安全性の高い環境で運営が行われているとのこと。
【参考URL】 弊社が運営する「ワコムストア」への不正アクセスによる個人情報漏洩に関するお詫びとお知らせ https://estore.wacom.jp/ja-JP/ |