現在実施されている「サイバーセキュリティ月間」に合わせ、ヤフー株式会社はID・パスワード管理やフィッシング詐欺に関するアンケートを実施した。
概要
アンケート調査は1月21日、「Yahoo!クラウドソーシング」のユーザー2,000名を対象に実施された。
アンケート結果は以下の通り。
・ID、パスワードの保持数が11個以上と回答したのは、全体の33.8%。 |
・サービスログイン時、87.1%がパスワードを忘れた経験があると回答。 |
・利用する複数のインターネットサービスやアプリで、同じパスワードを使用していると回答したのは60.9%。 |
・フィッシング詐欺と思われるメールやSMSの開封やアクセスの経験があると回答したのは7.4%のみ。 |
リスク対策
ヤフーは、2020年に同様のアンケートを実施した際の結果比較から、パスワードの使いまわしが減少していない点に注目。
インターネットサービスやアプリでのパスワード管理の煩雑さが原因と分析している。
パスワードの使いまわしにより、フィッシングサイトへの誘導や情報流出、第三者による不正ログインのリスクが高まると注意喚起。
リスク対策として、指紋認証や顔認証などの生体認証やSMS認証の導入を検討するよう推奨している。
【参考URL】 ヤフー、セキュリティ意識の向上やフィッシング詐欺などから身を守る正しい知識を身につけるための情報発信企画「サイバーセキュリティマンデー」を実施 https://about.yahoo.co.jp/ |