「裁判所を通じて財産差押え」とチューリッヒ保険かたるフィッシングに注意喚起

6月12日現在において、チューリッヒ保険会社をかたりフィッシングサイトへ誘導する手口が確認されているとして注意喚起されている。

確認されているフィッシング手口

フィッシング対策協議会に寄せられているケースでは、件名に「<緊急!>︉【チューリッヒ︉】自動車差し︉押さ︉え最終通︉知です」、「ZURICHの債務金額が決まりました、迅速な対応をお願い致します」と記載されるフィッシングメールが複数件確認されているという。
本文中には「自動車保険の期限が切れました。すぐに納付してください」「裁判所を通じて財産の差押えを申請します」など不安を煽る文章と、架空の自動車保険料金額が記載されているという。
また、本文中には外部ページへのリンクが記載されており、アクセスするとチューリッヒ社のwebサービスへのログイン画面が表示。
当該ページは、情報窃取を目的とするフィッシングサイトとなっており、契約者名や、携帯電話番号、Vプリカ発行コード番号など入力させるフォームが表示されるとのこと。

不審なメールは速やかに削除

チューリッヒ社は、公式サイト上で「不審なメールやSMSを受け取った場合は、開封せず速やかに削除してください。」と注意を呼びかけ。
また、フィッシング対策協議会は、日ごろからサービスログイン時は受信したメールやSMS内のリンクではなく、正規サイトのブックマークから行うよう推奨している。

【参考URL】
チューリッヒ保険会社をかたるフィッシング
https://www.antiphishing.jp/news/alert/zurich_20230612.html

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