【最新版】RAW状態になったSDカードのデータ復元と修復方法

本ページには広告が含まれています。本コンテンツ経由で商品・サービスの申込みがあった場合、企業から送客手数料を受け取ることがあります。

SDカードがRAW状態になり、データが読めなくなったことはありませんか?今回は、その原因とデータ復元方法を解説します。

自力での修復に不安がある方は

自力でのデータ復旧はリスクが大きく、誤操作や物理障害が発生する可能性もあります。データ復旧専門業者は無料診断を提供しており、安心して依頼できます。編集部が厳選した業者を調査・まとめていますので、ぜひ参考にしてください。

SDカードがRAW状態になる原因

SDカードが突然RAWフォーマットになり、データにアクセスできなくなる原因はいくつかあります。

不適切な取り外し

SDカードをPCやカメラから安全に取り外さずに突然抜くと、書き込み中のデータが破損することがあります。これにより、ファイルシステムが正常に読み取れなくなり、RAW状態として認識され、データにアクセスできなくなります。

ウイルス感染

SDカードがウイルスに感染すると、マルウェアがファイルシステムを破壊し、データへのアクセスができなくなります。その結果、SDカードはRAW状態として認識され、通常の方法では読み取れなくなります。ウイルス感染による破損は、特に外部PCやインターネット接続時にリスクが高まります。

ファイルシステムの破損

SDカードのファイルシステムが破損すると、カード内のデータの構造が崩れ、PCやカメラがカードを認識できなくなります。その結果、RAWフォーマットとして表示され、データにアクセスできなくなります。ファイル破損が発生した場合、一般的な方法では復元が難しいことが多いため、専門業者に相談するのが最も効果的です。

物理的な損傷

SDカードが落下や水没、圧力を受けるなどの物理的な損傷を受けると、内部の回路やチップが破損し、データが読み取れなくなります。その結果、PCやカメラでRAWフォーマットとして認識され、データにアクセスできなくなります。ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。

自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう

内部パーツに修復できない傷が付いてしまう

▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう

ストレージデバイスの自力での修復は非常に難しく、誤った方法で作業を進めると、データが完全に失われるリスクがあります。安全にデータを復旧させたい場合、データ復旧業者に依頼することが確実です。編集部が厳選したおすすめ業者は下記のボタンからご参照ください。

RAW状態のSDカード復元方法

データ復旧ソフトを使用する

データ復旧ソフトを使えば、RAW状態になったSDカードからデータを復元できます。ソフトでデータを修復できることもありますが、間違った操作でデータをさらに失うリスクがあります。大事なデータがあるなら、迷わず専門業者に頼むのが賢明です。

データ復旧ソフトで復元する手順

  1. SDカードをPCに接続する。
  2. データ復旧ソフトを起動し、「SDカード復元」を選択。
  3. スキャン後、復元したいデータを選択して保存。

CHKDSKコマンドで修復

WindowsのCHKDSKコマンドを使用すると、SDカードのエラーを修正できます。

CHKDSKコマンドで修復する手順

  1. 「コマンドプロンプト」を管理者権限で開く。
  2. chkdsk X: /f /r(XはSDカードのドライブレター)を入力し実行。
  3. 修復が完了したら、SDカードを再接続して確認。

ディスク管理ツールでフォーマット

データ復旧が不要な場合、Windowsの「ディスク管理」からフォーマットすることで、SDカードを正常に戻せます。

ディスク管理ツールでフォーマットする手順

  1. 「ディスク管理」を開く。
  2. RAW状態のSDカードを右クリックし「フォーマット」を選択。
  3. ファイルシステム(例: FAT32, NTFS)を指定してフォーマットを実行。

DiskPartコマンドで修復

WindowsのDiskPartコマンドを使用すると、SDカードを修復できます。

DiskPartコマンドで修復する手順

  1. 「Win」+「R」キーを押し、「diskpart」と入力。
  2. list disk コマンドでディスク一覧を表示。
  3. select disk X(Xは対象のSDカードの番号)を入力。
  4. clean コマンドを実行。
  5. format fs=fat32 quick または適切なファイルシステムを指定し実行。

専門業者に相談・依頼する

ここまでの対処法を試しても改善できなかった場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。


おすすめのデータ復旧専門業者

データ復旧の専門業者を選ぶときには以下の項目が特に重要です。

データ復旧業者を選ぶうえで押さえておきたいポイント

復旧の経験が豊富
さまざまなメーカーや機種に対応できるかをチェックしましょう。

無料で初期診断を提供
費用がかかる前に復旧の可能性や状態を確認でき、リスクを減らせます。

最先端の復旧技術と設備を備えている
特に物理障害の場合、クリーンルームでの対応が可能かを確認することが重要です。

すべてに対応しているサイバーセキュリティ総研おすすめのデータ復旧業者はデジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1最大手のデータ復旧専門業者です。

復旧率は91.5%とかなり高い技術力を有しており、RAID復旧のノウハウを持ったエンジニアが複数名チームとなって対応することで、早期に破損個所のすべての特定ができ、修復を行うことができます。

また2021年には、HDDの最難関障害である「スクラッチ障害」の復旧技術や、SSDやSDカードのような「メモリ媒体」の復旧技術が評価され、東京都の経営革新優秀賞を受賞しました。その復旧技術・設備が詰まっている復旧ラボは見学が可能です。

また、累積の相談件数は46万件を超え、官公庁や大手企業との取引実績も豊富です。さらに、依頼されたものの8割を48時間以内に復旧するスピードも優秀です。

24時間365日の受付対応に加え、機器は全国5拠点への持ち込み・配送・出張と臨機応変に対応してくれます。相談から見積もりが無料で行えるため、データ復旧専門業者の選定に困っていたら、まずは最大手であるデジタルデータリカバリーへ相談することをおすすめします。

持ち込み拠点東京/六本木(本社)、神奈川、愛知、大阪、福岡取り引き実績官公庁や大手企業を含めた累積41万件の相談実績
報酬体系原則成功報酬制無料サービス相談・初期診断・見積もりまで無料(デジタルデータリカバリーへの配送も無料)
復旧期間・最短当日に復旧完了
・約80%が48時間以内に復旧完了
出張対応あり(法人のみ)
セキュリティISO27001/Pマーク/外部委託警備員のチェック/NDA締結対応メディア RAID機器(NAS/サーバー)、パソコン(ノート/デスクトップ)、外付けHDD、SSD、USBメモリ、ビデオカメラ、SDカード・レコーダー等記憶媒体全般
復旧料金◇相談から見積もりまで無料
500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
特長・データ復旧専門業者において14年連続データ復旧国内売り上げNo.1
・復旧率最高値91.5%の非常に高い技術力
・官公庁や大手企業を含む累積46万件以上の相談実績

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい情報は公式サイトへ

まとめ

SDカードがRAW状態になると、データにアクセスできなくなりますが、適切な手順を踏めば復元の可能性があります。

  • まずはデータ復旧ソフトを試す。
  • CHKDSKやDiskPartコマンドを使用して修復を試みる。
  • フォーマットが必要な場合は、必ずデータ復元を試した後に行う。
  • 物理的損傷がある場合やソフトで復元できない場合は、専門業者に相談する。

状況に応じた適切な対応を行い、大切なデータを守りましょう。

最新情報をチェックしよう!