【解説】データ復旧/復元サービス|PC修理との違いや業者選定の基準

データ復旧業者は国内に100社以上あると言われています。情報化が進むに連れて、データの価値も高くなり、一個人・一企業が扱うデータの量も増加しています。 機器の故障などトラブルは突然発生します。本稿では、大切なデータを失った際に利用するデータ復旧/復旧サービスの概要や業者選定の基準を解説します。

データ復旧・復元サービス概要

データ復旧サービス

データ復旧サービスは、 故障したHDD・SSD・USBメモリなどの記憶媒体からデータを復旧・復元させるサービスです。データを誤って削除・初期化してしまった場合でも利用されます。記憶媒体は非常に精密な機器のため、データの復旧・復元には専門知識や高度な技術が必要となります。(障害状況による)

データ復旧業者はデータのサルベージを目的としているため、筐体の修理は対象外となるケースがほとんどですが、重要なデータを保存している場合には優先して利用すべきサービスです。

修理サービス・データ復元ソフトとの違い

修理サービス(PCやスマートフォン等)

データ復旧」と「修理」は似て非なるサービスです。

メーカーや修理業者が行っている修理サービスは、筐体の修理を目的として利用されるサービスです。データの救出を目的としていないため、HDDやSSDの記憶媒体自体の交換が行われ、データを失う危険性があります。PCやスマホなどの機器自体の修復が必要であれば、修理サービスを利用するのが良いです。

筐体の動作のみを優先する場合は「修理サービス」データを優先する方は「データ復旧サービス」のように、目的に合わせて業者の選定が必要です。

データ復元ソフト

データ復元ソフトは、「ヒューマンエラーによるデータ消去や初期化・フォーマット」「強制終了によるファイル破損」などの論理的な障害で対応が可能です。個人で使用できる反面、対応できる障害範囲は極めて狭くなります。

データ復旧は1発勝負とも言われており、障害が発生した作業を繰り返すほど復旧率は低くなります。 原因が分からず安易にデータ復元ソフトを使用してしまうと症状を悪化させデータが失われる危険があるため、データの重要度に合わせた利用判断が必要です。

サービスの流れ

データ復旧・復元サービスの流れは以下の通りです。基本的には機器の状態を診断(病院でいう診察)しなければ見積りができないため、診断後に見積り・依頼の判断という形になります。

診断前に価格が決まっている業者には注意が必要です。(障害に関係なく、一定の作業しか行わない=復旧率が低い)

対応機器デスクトップPC/ノートPC/スマートフォン/外付けHDD/SSD/USBメモリ/サーバー/NAS等

データ復旧・復元業者選定のポイント

先ほども述べたように、データ復旧業者は国内に100社以上あり技術力にも大きな差があるため技術力の判断が重要です。

根拠数字の明記

技術力の判断には「復旧成功率」「相談実績」のような数字と算出期間などの根拠となる数字が明記されているかの確認が必要です。データ復旧・復元サービスは技術力が要のため、相談実績が多いほど対応可能な症例数が多く、技術力は高い傾向があります。逆に、実績を明示できない業者は意図的に公開を控えているケースがあるため、注意しなければなりません。

復旧完了までのスピード

復旧完了までの期間が長い場合は、海外など他の復旧業者に作業を委託している可能性があります。委託する業者は、当然その分復旧完了まで時間がかかり、セキュリティの観点でも信頼に値するとは言い難いでしょう。

しかし、復旧作業に時間がかかる故障内容もあるため「復旧完了まで遅い=技術力が低い」と言うわけではありません。あくまで、故障内容と復旧完了までの時間が釣り合っているかの判断が大切です。

セキュリティ面

顧客のデータを扱うサービスという性質上、セキュリティ対策は必須です。セキュリティ対策に力を入れている業者は、「ISO認証」「プライバシーマーク」などの世界基準で規定されている厳しい調査をクリアした業者のみが取得できる認定を取得しています。上記2つの認定の有無がセキュリティ面の判断に有用です。

データ復旧・復元を行う際の注意点

通電・繰り返しのON/OFF

パソコンや外付けHDDなどの記憶媒体にトラブルが生じた際に通電や繰り返し電源を付ける行為は症状悪化や別の故障を併発してしまう危険性があります。

通電・繰り返しのON/OFFは筐体に大きな負担がかかるため、不具合が見つかった場合は速やかに電源を切り、データ復旧業者に相談することが懸命です。

初期化・フォーマット後のデータ上書き

データの初期化・フォーマット後にデータの上書きをしてしまうと元のデータの復旧率は著しく低下します。というのも、初期化・フォーマット時は、パソコン上に表示はないがデータの痕跡は保存されている状態であり復元が可能です。しかし、上書きを行うとそのデータの痕跡ごと更新され消えてしまうため、画像のような傾向が出た際にも、フォーマットを行わないよう留意しましょう。

基盤交換や開封などの個人作業

基板交換や開封などの個人作業には、専門業者レベルの技術と知識が求められます。個人復旧に成功すると安価で済みますが、誤った操作によって症状を悪化させデータを失う危険性が非常に高いです。特にハードディスクは1つの埃で致命的なダメージをあたてしまう可能性があるほど非常に精密です。物理的な障害が疑われる場合は、データ復旧業者への依頼が懸命です。

(クリーンルーム内でのデータ復旧作業)

まとめ

今回は データ復旧サービス の概要や業者選定の基準を解説しました。パソコンや外付けHDDなどにトラブルが生じた際は、初動の対応が データ復旧の成功可否に影響 します。大切なデータを安全に復旧するために、最善の選択をしてください。


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