【解決ガイド】Windows 10でexFATドライブが認識されない原因と対処法

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USBメモリや外付けHDDをWindows 10に接続しても、デバイスが認識されない。エクスプローラーにも表示されず、アクセスできない…。こうした状況の原因の1つに「exFATファイルシステムの認識エラー」があります。この記事では、Windows 10でexFATドライブが認識されないときの主な原因と、すぐに試せる具体的な対処法を詳しく解説します。

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Windows 10でexFATドライブが認識されない主な原因

exFATは、FAT32の制限を超えるために設計されたファイルシステムで、USBメモリやSDカード、外付けHDDなどに広く使われています。しかし、以下のような理由でWindowsが正しく認識できなくなることがあります。

USBポートやケーブルの接触不良

USBポートやケーブルの物理的な接触不良が原因で、Windowsがドライブを認識しないことがあります。ポートの破損やケーブルの断線も同様の問題を引き起こすことがあるため、確認が必要です。

ドライバーの問題

USBやストレージ関連のドライバに不具合があると、デバイスが正しく認識されません。特に古いPCやドライバが更新されていない場合は、最新のドライバをインストールすることが解決策です。

ファイルシステムの破損

正しく取り外さなかったり、書き込み中に電源が切れた場合などに、exFATファイルシステムが破損してアクセス不能になることがあります。ファイル破損が発生した場合、一般的な方法では復元が難しいことが多いため、専門業者に相談するのが最も効果的です。

物理的な損傷

ストレージデバイス自体が故障している場合、Windowsにまったく認識されなくなることがあります。異音やPC動作が極端に遅いと内部パーツの破損が考えられ、無理に使用したり自己修理を試みると、状況が悪化する可能性があります。ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。

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上記のいずれかが原因で認識エラーが発生している可能性があります。次に、具体的な対処法を順を追ってご紹介します。

Windows 10でexFATドライブを認識させるための対処法

以下の対処法は、初心者でも実行できるものから、少し専門的な操作まで網羅しています。大切なデータが含まれている場合は、無理な操作を避け、まずはバックアップの可否を確認しましょう。

別のUSBポートやケーブルに接続してみる

まず最も簡単に試せるのが物理的な接続の見直しです。意外にも多くの認識トラブルは、接触不良が原因です。

接続の確認手順

  1. 別のUSBポート(USB 2.0/3.0)にドライブを挿し直す。
  2. 可能であれば別のUSBケーブルを使用して接続。
  3. 他のPCでも認識されるか確認する。
  4. エクスプローラーやディスクの管理でドライブの表示を確認。

デバイスドライバーを更新する

ドライバーに不具合がある場合は、最新の状態に更新することで解消することがあります。

ドライバー更新の手順

  1. 「スタート」→「デバイスマネージャー」と検索し、開く。
  2. 「ディスクドライブ」または「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開。
  3. 対象のドライブを右クリックして「ドライバーの更新」を選択。
  4. 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選ぶ。
  5. 更新があれば適用し、PCを再起動。

ディスクの管理からドライブレターを割り当てる

ドライブが認識されていても、ドライブレターが割り当てられていない場合、エクスプローラー上に表示されません。

ドライブレターの割り当て手順

  1. 「スタート」→「ディスクの管理」と検索し、開く。
  2. リストに表示されるexFATドライブを確認。
  3. ドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択。
  4. 「追加」または「変更」をクリックして、任意のアルファベットを割り当てる。
  5. エクスプローラーで表示されるか確認。

チェックディスク(CHKDSK)を実行する

ファイルシステムの軽微な破損であれば、chkdskコマンドで修復できる可能性があります。

CHKDSK実行手順

  1. 「スタート」→「cmd」と検索し、右クリックで「管理者として実行」。
  2. 以下のコマンドを入力してEnter:
    chkdsk E: /f /r(※E:はドライブの文字)
  3. 処理が完了するまで待つ。
  4. 修復後に再度ドライブを確認。

ドライブを再フォーマットする(バックアップ必須)

データのバックアップが可能であれば、再フォーマットによって認識エラーを解消できます。ただし全データが消去されますので、実行は慎重に。

再フォーマット手順

  1. エクスプローラーで該当ドライブを右クリック。
  2. 「フォーマット」を選択。
  3. 「ファイルシステム」を「exFAT」に設定。
  4. 「クイックフォーマット」にチェックを入れ、「開始」をクリック。
  5. フォーマット完了後、ドライブが正しく認識されるか確認。

システムファイルチェッカー(SFC)でWindows側を修復する

Windowsのシステムファイルの一部に破損があると、外部デバイスの認識にも影響が出ることがあります。

SFC実行手順

  1. 「スタート」→「cmd」と検索し、右クリックで「管理者として実行」。
  2. 以下のコマンドを入力してEnter:
    sfc /scannow
  3. スキャンが完了するまで待つ。
  4. 修復が完了したら、PCを再起動し、ドライブが認識されるか確認。

専門業者に相談・依頼する

ここまでの対処法を試しても改善できなかった場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。


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まとめ

Windows 10でexFAT形式のドライブが認識されない場合、物理的な接続不良からドライバーやファイルシステムの問題まで、さまざまな原因が考えられます。

まずは簡単な手順(USBポート変更・ドライバー更新)から試し、必要に応じてチェックディスクやフォーマットを行ってみてください。大切なデータがある場合は、何よりもバックアップを優先し、操作に不安がある場合は専門業者への相談をおすすめします

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