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内蔵HDDを外付けケースやSATA-USB変換ケーブルを使って再利用しようとしたとき、「パソコンがHDDを認識しない」といった問題に直面することがあります。このようなケースでは、いくつかの原因が考えられ、それぞれに適した対処が必要です。本記事では、認識されない原因とその具体的な解決策を順を追って丁寧に解説します。
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内蔵HDDを外付け化したときに認識しない主な原因
接続不良
最も基本的な原因として、USBケーブルやSATA-USBアダプター、HDDのコネクタ部分に接触不良がある場合があります。ケーブルがしっかり差し込まれていない、あるいは断線しているとHDDは認識されません。
ドライバーの問題
Windowsが正しくドライバーを読み込めていない場合、HDDは認識されても「不明なデバイス」として表示されるだけで、アクセスできないことがあります。
電源供給の不足
特に3.5インチの内蔵HDDはUSBバスパワーだけでは駆動できないため、別途ACアダプターからの電源供給が必要です。電力不足は「回転しない」「通電ランプがつかない」といった症状を引き起こします。
HDDのフォーマットやパーティションの問題
内蔵HDDを取り出した直後は、未フォーマットや「RAW」状態になっている場合があります。また、OSで認識されない形式(例:LinuxのEXT4など)でフォーマットされていることも。
HDDの故障
落下や経年劣化により、HDD内部に物理的な障害が発生しているケースもあります。通電してもモーターが回らない、異音がする場合は故障の可能性が高いです。ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。
自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう
▶ 内部パーツに修復できない傷が付いてしまう
▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう
ストレージデバイスの自力での修復は非常に難しく、誤った方法で作業を進めると、データが完全に失われるリスクがあります。安全にデータを復旧させたい場合、データ復旧業者に依頼することが確実です。編集部が厳選したおすすめ業者は下記のボタンからご参照ください。
内蔵HDDが認識されないときの対処法
接続を確認する
まずは最も基本的な接続を確認します。USBケーブルやアダプターの差し込みが甘かったり、ポートの不具合があるとHDDが正しく動作しません。
接続確認の手順
- USBケーブルを一度抜き、しっかりと再接続する
- 別のUSBポート(USB2.0または3.0)に接続してみる
- ケーブルに断線や破損がないかを確認
- 別のSATA-USBアダプターまたは外付けケースを試す
デバイスマネージャーでドライバーを更新する
デバイスマネージャー上でHDDが「不明なデバイス」や「エラーコード付き」で表示される場合、ドライバーの不具合が原因です。
ドライバー更新手順
- スタートメニューを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択
- 「ディスクドライブ」や「不明なデバイス」項目を展開
- 該当のHDDを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択
- 「自動で検索」を選び、更新を完了させる
電源供給を確認する(3.5インチHDD)
3.5インチのHDDはバスパワーだけでは動作せず、外部電源が必要です。ACアダプターがある場合は正しく接続されているか確認します。
電源確認の手順
- ACアダプターが正しくコンセントに挿さっているか確認
- LEDインジケーター(通電ランプ)が点灯しているか確認
- 別のアダプターや電源コードを使用してみる
ディスクの管理で確認する
「エクスプローラー」で見えなくても、ディスクの管理には表示されている場合があります。ドライブレターの割り当てがないと、エクスプローラー上には表示されません。
ドライブレターの割り当て手順
- スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択
- 該当するHDDを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択
- 「追加」から任意のドライブ文字を割り当てて「OK」をクリック
HDDのフォーマットまたは初期化を行う
HDDが「未割り当て」や「RAW」と表示されている場合、フォーマットすることで使用可能になります。ただし、データが消えるため注意が必要です。
HDD初期化の手順
- 「ディスクの管理」を開く
- 「未割り当て」と表示された領域を右クリック
- 「新しいシンプル ボリューム」を選択
- ウィザードに従ってフォーマット(推奨:NTFS)
HDDの健康状態を確認する
物理的な障害がある場合、パソコンに接続しても認識しないか、読み込み中にエラーが出ます。S.M.A.R.T.情報を確認して状態を把握しましょう。
健康状態確認手順
- 「CrystalDiskInfo」などの無料ツールをダウンロード
- 該当のHDDが表示されるか確認
- 「健康状態」や「代替処理済みセクタ数」に異常がないか確認
専門業者に相談・依頼する
ここまでの対処法を試しても改善できなかった場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。
おすすめのデータ復旧専門業者
データ復旧の専門業者を選ぶときには以下の項目が特に重要です。
▶ 復旧の経験が豊富
さまざまなメーカーや機種に対応できるかをチェックしましょう。
▶ 無料で初期診断を提供
費用がかかる前に復旧の可能性や状態を確認でき、リスクを減らせます。
▶ 最先端の復旧技術と設備を備えている
特に物理障害の場合、クリーンルームでの対応が可能かを確認することが重要です。
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まとめ
内蔵HDDを外付け化して認識されない場合、接続不良や電力不足、ドライバの問題など、さまざまな原因が考えられます。手順を追って確認し、慎重に対処すれば、多くのケースで解決が可能です。ただし、大切なデータが入っている場合は、自力での作業にこだわらず、早めに専門業者へ相談することがトラブル回避の鍵になります。