【Windows10起動不能】コマンドプロンプトでトラブルを解決する方法を徹底解説

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Windows10が起動しなくなってしまったとき、多くのユーザーは再インストールを考えがちですが、実はコマンドプロンプトを使って修復できるケースが少なくありません。この記事では、起動しない状態から回復環境に入り、コマンドプロンプトを使って問題を修復する方法を、具体的なコマンドとともにわかりやすく解説します。

Windows10が起動しない原因の一例

システムが立ち上がらない原因にはさまざまなものがあります。以下は代表的な例です。

システムファイルの破損

強制終了やアップデートの失敗によって、Windowsの重要なシステムファイルが破損することがあります。データを消失してしまう可能性があるため、失いたくないデータがある方は専門業者に問い合わせることをおすすめします。

ディスクエラー

HDDやSSDに不良セクタが発生すると、OSの読み込みに支障をきたすことがあります。

ブート構成の異常

マスターブートレコード(MBR)やブート構成データ(BCD)の不整合が原因で起動できないこともあります。

次章では、これらの原因に対応するためのコマンドプロンプトを使った修復方法を順に紹介します。

回復環境からコマンドプロンプトを開く方法

Windowsが起動しない状態でも、回復環境(Windows RE)からコマンドプロンプトを利用することができます。

回復環境での起動手順

  1. 電源ボタンを押してPCを起動し、Windowsロゴが表示されたら強制的に電源を切る
  2. この操作を3回繰り返すと、「自動修復を準備しています」というメッセージが表示される
  3. 「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選択

コマンドプロンプトでの修復方法

ここからは、コマンドプロンプトで試すべき修復コマンドを、目的ごとに紹介します。

システムファイルを修復する

sfc(System File Checker)コマンドを使用して、破損したWindowsファイルを修復します。これは起動に必要なファイルが破損している場合に有効です。

sfcコマンドの手順

  1. コマンドプロンプトで以下を入力
    sfc /scannow /offbootdir=C:\ /offwindir=C:\Windows
  2. 修復作業が開始されるので完了まで待つ(数分〜数十分)
  3. エラーが修復されたら、PCを再起動して確認

チェックディスク(CHKDSK)でドライブエラーを修正する

ハードディスクやSSDの不良セクタを検出・修復するために「CHKDSK」コマンドを使います。

CHKDSKの実行手順

  1. コマンドプロンプトで以下を入力
    chkdsk C: /f /r
  2. 「Y」で確認を求められたら入力し、PCを再起動
  3. 自動でドライブのスキャンと修復が開始される

ブートレコードを修復する

MBRやBCDに異常がある場合、Windowsは起動しません。「bootrec」コマンドで修復を行います。

bootrecコマンドの実行手順

  1. コマンドプロンプトで以下を順に入力
    bootrec /fixmbr
    bootrec /fixboot
    bootrec /scanos
    bootrec /rebuildbcd
  2. 各コマンドの実行後に再起動して起動できるか確認

その他の修復手段

上記の方法でも起動しない場合は、スタートアップ修復やシステムの復元など、他の回復オプションも検討してください。

代替の修復手段

  1. 「回復環境」から「トラブルシューティング」を選択
  2. 「スタートアップ修復」または「システムの復元」を選択
  3. 復元ポイントがある場合は、エラーが出る前の日付を選んで復元

専門業者に相談・依頼する

すべての対処法を試しても起動しない場合、ストレージ障害や深刻なシステム破損が考えられます。無理な復旧操作を避け、重要なデータを守るためにも、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

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まとめ

Windows10が起動しない場合でも、コマンドプロンプトを使って原因を特定し、修復できるケースは多くあります。特にsfcやchkdsk、bootrecなどのコマンドは、システムファイルやブート領域の不具合を解消するのに有効です。

ただし、ストレージ自体の障害が原因の場合、無理に操作を続けることで状況が悪化し、データを失う可能性もあるため、適切なタイミングで専門業者への相談を検討してください。

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