【要注意】HDDからカリカリ音?原因と今すぐすべき対処法

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HDDから「カリカリ」といった異音が聞こえてきたら、それは重大なトラブルの前兆かもしれません。放置するとデータの完全消失やHDDの修復不能につながる恐れがあります。この記事では、異音の原因を丁寧に分析し、安全かつ効果的な対処法を解説します。自己判断による無理な操作は避け、正しい対応を知ることが大切です。

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HDDから異音がする主な原因

プラッタ
データが磁気的に記録される円盤。高速回転しながら読み書きが行われる。

スピンドルモータ
プラッタを高速で回転させるためのモーター。回転数は通常5400rpm~7200rpm。

アクチュエータ
磁気ヘッドを正確に動かして、プラッタ上の特定の位置にアクセスさせる装置。

磁気ヘッド
プラッタに接触せず、浮いた状態でデータの読み書きを行う小さな部品。ヘッドクラッシュの原因にもなりやすい。

HDDから異音がする状況は、内部パーツの機械的な障害が発生している可能性が高く、緊急性の高いサインです。このまま使用を続けると、以下のようなリスクが生じます。

磁気ヘッドの障害

磁気ヘッドが破損または動作不良を起こすと、プラッタに接触し異音が発生します。これによりデータの読み取りが不可能になるだけでなく、HDD自体にも深刻な損傷を与えます。

ヘッドの位置決めトラブル

磁気ヘッドが正しいトラックに到達できない場合、内部でストッパーにぶつかり異音が繰り返し発生します。これはヘッドの制御機構に問題が起きている可能性を示しています。

プラッタやモーターの劣化

長年の使用によってプラッタ表面が劣化したり、モーターが摩耗することで回転が不安定になり、擦れるような音が発生することがあります。これは物理的な寿命のサインです。

ファームウェアの障害

ファームウェアの破損によって、HDDの制御が正常に行えず、異音が発生するケースもあります。誤作動したヘッドが繰り返し動作することでノイズが生じることがあります。

物理的な衝撃や落下

HDDを落とした、または衝撃を受けた直後に異音が出る場合は、内部の構造部品が破損している可能性があります。ヘッドのズレやアクチュエータの歪みなどが生じることもあり、重大な障害に発展します。

ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。

自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう

内部パーツに修復できない傷が付いてしまう

▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう

ストレージデバイスの自力での修復は非常に難しく、誤った方法で作業を進めると、データが完全に失われるリスクがあります。安全にデータを復旧させたい場合、データ復旧業者に依頼することが確実です。編集部が厳選したおすすめ業者は下記のボタンからご参照ください。

HDDから異音がする場合の対処法

HDDから異音が出た際には、以下の対処法を順に試してください。自己流の修理や放置は危険ですので、正しい手順を踏むことが重要です。

電源を直ちに切る

異音が発生した時点で、HDD内部ではすでに損傷が始まっている可能性があります。すぐに電源を切り、これ以上の物理的損傷を防ぐことが最優先です。

電源を切る手順

  1. HDDにアクセス中であっても、すぐに動作を停止する。
  2. Windowsの場合は、可能であればシャットダウン操作で電源を切る。
  3. HDDが取り外せる場合は、安全に取り外して通電を完全に止める。

データのバックアップを試みる

異音が小さく、一時的にでも動作している場合は、早急に重要なデータのバックアップを試みましょう。ただし、繰り返しアクセスすることで状態が悪化する恐れがあるため注意が必要です。

バックアップの手順

  1. 外付けHDDやクラウドなど、安全なストレージを用意する。
  2. 必要最低限の重要データのみをコピーする。
  3. コピー中に異音が大きくなったりエラーが頻発した場合は、直ちに中止する。

専門業者に相談・依頼する

HDDからはっきりと分かる異音が発生している場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。


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