【危険サイン】HDDの回転が止まった?原因と復旧するためのステップ

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突然HDDが動かなくなり、アクセスできなくなった経験はありませんか?このような症状は、HDDの回転が停止している可能性があり、深刻なハードウェア障害の前兆です。放置すればデータの復旧が困難になることもあるため、正しい原因の見極めと適切な対処が求められます。この記事では、HDDの回転が止まる原因と、データを守るための対処法を詳しく解説します。

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HDDの回転が止まる原因

▶ プラッタ
データが磁気的に記録される円盤。高速回転しながら読み書きが行われる。

▶ スピンドルモータ
プラッタを高速で回転させるためのモーター。回転数は通常5400rpm~7200rpm。

▶ アクチュエータ
磁気ヘッドを正確に動かして、プラッタ上の特定の位置にアクセスさせる装置。

▶ 磁気ヘッド
プラッタに接触せず、浮いた状態でデータの読み書きを行う小さな部品。ヘッドクラッシュの原因にもなりやすい。

HDDの回転が停止するという症状は、単なる接続不良ではなく、物理的な障害や電源供給の問題など、重大なトラブルが隠れている場合があります。原因の特定が遅れると、データ復旧の難易度が大幅に上がるだけでなく、データ消失のリスクも高まります。ここでは代表的な原因を紹介します。

電源供給の問題

HDDに十分な電力が供給されていないと、スピンドルモーターが正常に動作せず、回転が停止します。特に古いケーブルや劣化したアダプター、不適切な配線による電力不足が原因となることが多く見られます。

モーターの故障

スピンドルモーターが故障していると、HDDが全く動作しなくなります。経年劣化や落下、振動による損傷が主な原因です。症状としては、HDDが無音になる、または異音や振動を伴う場合があります。

プラッタと磁気ヘッドの癒着

長期間使用されていないHDDや、高湿度環境下で保管されたHDDでは、磁気ヘッドとプラッタが吸着する「スタック現象」が起きることがあります。この状態になると、モーターが回転を始められず停止してしまいます。

PCB基板の故障

HDDの裏面にあるプリント基板(PCB)が破損すると、モーターを制御する信号が正しく送れなくなり、結果として回転が停止します。静電気やショート、熱暴走などが原因で、目視で焼損箇所が確認できることもあります。

ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。

自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう

内部パーツに修復できない傷が付いてしまう

▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう

ストレージデバイスの自力での修復は非常に難しく、誤った方法で作業を進めると、データが完全に失われるリスクがあります。安全にデータを復旧させたい場合、データ復旧業者に依頼することが確実です。編集部が厳選したおすすめ業者は下記のボタンからご参照ください。

HDDの回転が止まったときの対処法

HDDの回転が止まるトラブルに直面した場合は、原因を見極めたうえで段階的に対応することが重要です。安易な再接続やソフトウェアでの修復は、逆に状況を悪化させる危険があるため避けてください。

電源供給を確認する

まずは電源ケーブルやアダプター、接続しているUSBポートに問題がないかを確認します。外付けHDDの場合、Y字型のUSBケーブルなどで電力供給を補強する方法も有効です。

電源供給を確認する手順

  1. 別のUSBケーブルやアダプターに交換してみます。
  2. 別のUSBポートや別のパソコンで接続して動作確認を行います。
  3. 外付けHDDならY型USBケーブルを使い、電力を補強します。

接続状態を確認する

接続ケーブルが劣化していたり、ポート側にトラブルがある場合も、HDDが認識されず回転が止まっているように見えることがあります。

接続状態を確認する手順

  1. HDDを外してUSBケーブルやSATAケーブルを確認します。
  2. 別のパソコンに接続して同様の症状が出るかチェックします。
  3. 接続部分にホコリや破損がないかを確認します。

専門業者に相談・依頼する

ここまでの対処法を試しても改善できなかった場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。


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