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HDDが突然動かなくなり、電源は入るのに回転しない…。このような症状の多くは、「基板(PCB)の故障」によるものです。基板トラブルは、物理的な損傷に比べてデータ復旧の可能性が高いものの、対応を誤ると二次被害につながる恐れもあります。この記事では、HDD基板が壊れる原因と、その修理・復旧のための具体的な方法をわかりやすく解説します。
自力でのデータ復旧はリスクが大きく、誤操作や物理障害が発生する可能性もあります。データ復旧専門業者は無料診断を提供しており、安心して依頼できます。編集部が厳選した業者を調査・まとめていますので、ぜひ参考にしてください。

HDD基板が壊れる原因

HDDの基板が故障すると、回転しない、認識されない、電源が入らないといった症状が現れます。内部のデータはまだ残っている可能性が高いため、原因を把握し、適切な対応を取ることが重要です。以下に主な原因を分類して解説します。
電源関連の問題
電源トラブルは基板故障の代表的な要因です。家庭用コンセントの過電圧や雷サージにより、TVSダイオード(過電圧保護素子)が焼損することがあります。また、電圧不足の環境で使い続けることも、基板の負担となります。
製造不良
初期不良によるはんだ付けの空隙や、部品の不良が時間差で故障に至るケースもあります。基板面の小さな剥離やクラックは、製造時にすでに生じている場合があります。
環境要因
静電気の放電(ESD)による破損、高温環境での冷却不足、または水分の侵入によるショートなどが基板にダメージを与えることがあります。HDD内部に湿気がこもると、時間と共に腐食が進行するケースもあります。
経年劣化
使用期間が5年を超えると、コンデンサやモーター制御用のICの絶縁劣化が進みます。特に長時間連続使用されたHDDでは、内部回路の摩耗が目立つ傾向にあります。
物理的ダメージ
HDDの落下や衝撃で基板のはんだ部分が割れたり、基板が微細に歪んで接触不良を起こすことがあります。3年以上使われたHDDでは、ホコリの堆積による放熱不良や接点不良も基板故障の一因です。
ストレージ機器に物理障害が発生している状態で、むやみに通電や再起動、フリーソフトの使用、分解などを行うと、状況が悪化し、復旧の難易度が大きく上がることがあります。特にHDDやSSDは精密機器であり、ちょっとした刺激や誤操作でも内部パーツが傷ついたり、データが上書きされたりして、最終的に復旧不可能になるリスクもあります。誤った対処で大切なデータを失ってしまう前に、まずは専門業者への相談をおすすめします。
自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう
▶ 内部パーツに修復できない傷が付いてしまう
▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう
ストレージデバイスの自力での修復は非常に難しく、誤った方法で作業を進めると、データが完全に失われるリスクがあります。安全にデータを復旧させたい場合、データ復旧業者に依頼することが確実です。編集部が厳選したおすすめ業者は下記のボタンからご参照ください。
HDD基板が故障したときの対処法
HDD基板の故障は非常に繊細なトラブルであり、基本的に自力での修理は困難です。障害の程度によって必要な対応が異なるため、まずは状態を段階的に確認し、適切なタイミングで専門業者への相談を検討することが重要です。
ただし、すでに分解してしまっている場合は、状態の悪化や基板以外の部品への影響も懸念され、復旧難易度が大きく上がる可能性があります。自力での修理はデータ損失のリスクも伴います。
基板の清掃を行う
すでにHDDを分解している場合、基板上にホコリや汚れが見受けられる際は、静電気による損傷リスクに十分配慮したうえで、慎重に清掃を行う必要があります。洗浄にはイソプロピルアルコールの使用が推奨されており、無水エタノールでも代用可能です。
基板清掃の手順
- PCや外付けHDDの電源を完全に切り、静電気防止手袋を着用します。
- イソプロピルアルコールを綿棒や無塵クロスに含ませて、基板表面の汚れを拭き取ります。
- 自然乾燥させ、完全に乾いた状態で再接続して確認します。
専門業者に相談・依頼する
ここまでの対処法を試しても改善できなかった場合、機器に重大なエラーや物理的な故障が生じている可能性が高いです。この場合、続けて使用すると損傷がひどくなり、復旧できなくなる可能性があります。さらに、自力で分解したり復旧作業を行うのも状態が悪化するケースが多いです。少しでもデータを失いたくない方は速やかに専門業者に相談することをおすすめします。
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さまざまなメーカーや機種に対応できるかをチェックしましょう。
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費用がかかる前に復旧の可能性や状態を確認でき、リスクを減らせます。
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特に物理障害の場合、クリーンルームでの対応が可能かを確認することが重要です。
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