ネット閲覧中に突然表示される「PDFバージョンが古くなっています」という警告文は、偽警告の一種で、詐欺を目的とした場合が多いため、注意が必要です。
この記事では、この警告の実態や、間違ってアプリをインストールしてしまった場合の対処法を分かりやすく解説します。
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PDFの更新を促す警告はなぜ表示されるのか
結論から言えば、ほとんどのケースで「PDFバージョンが古くなっています」の警告文は詐欺の可能性が高いです。
「PDFバージョンが古くなっています」と表示される主な原因
「PDFバージョンが古くなっています」という警告は、主に使用しているPDFリーダーアプリやブラウザのPDF表示機能が最新でない場合に表示されます。具体的な原因としては以下のようなものがあります。
- 使用しているPDFアプリのバージョンが古い
- OS(Android/iOS)自体が古く、互換性に問題がある
- PDFファイル自体が新しい形式で作成されており、古いリーダーでは一部機能が対応していない
この警告は、必ずしもエラーやトラブルを示すものではなく、ユーザーに対して「より安全・正確に表示するためのアップデートを促す」メッセージです。ただし、これに似せた詐欺的な広告も存在するため、正しい見極めが重要です。
PDFの警告が表示されやすいスマホ・アプリ・Web環境
以下のような環境では、PDFに関する警告が表示されやすくなります。
スマートフォン(Android/iPhone)
- プリインストールされた標準PDFビューアでは最新版に自動更新されずに、古いバージョンが使われ続けやすい
- ブラウザ内でPDFを開くとき、表示機能が不完全な場合がある
無料のPDFリーダーアプリ
- Google PlayやApp Storeで配布されている無料アプリの中には、更新頻度が低いものもある
- 一部のアプリでは、広告を表示する目的で「更新してください」系の警告を偽装することもある
Webサイト経由のPDF閲覧
- 広告付きメディアや違法動画サイトなどでは、偽の警告がJavaScriptで表示されるケースが多く報告されています。
このように、警告が出る背景には正規の技術的要因と、悪質な広告の2パターンがあります。
PDFを更新しないと何が起こるのか?考えられるリスクと影響
攻撃者は脆弱なPDFリーダーを狙って、悪意あるファイルをメールやWeb経由で送り込みます。
更新されていない環境では、開くだけで感染するリスクが現実に存在するのです
セキュリティ上の問題(ウイルス感染・脆弱性)
PDFリーダーや関連アプリを更新しないまま放置すると、セキュリティ上の重大なリスクが生じます。特に古いバージョンでは以下のような脆弱性が放置されていることがあります。
- 悪意あるPDFファイルを開くと、マルウェアが自動実行される
- ファイル内のリンク経由でフィッシングサイトに誘導される
- パソコンやスマホ内の情報が外部に送信される危険性
Adobe Acrobat ReaderやGoogle PDF Viewerなどの正規アプリは、これらのリスクに対処するために定期的なセキュリティアップデートを配信しています。更新を怠ることで、こうした脅威に対して無防備な状態になってしまうのです。
PDFファイルが正しく開けなくなる可能性
技術的な観点からも、古いPDFリーダーを使い続けると次のような問題が発生する可能性があります。
- PDFファイルのレイアウトが崩れる
- 画像やフォームなどの一部要素が表示されない
- 署名や注釈などの新機能に対応できない
特に仕事で使用するPDFや、役所・企業から届くPDFなどでは、正しく表示されないことで手続きに支障が出ることもあります。
PDFの更新を放置しても問題ないケースは存在するか?
一方で、「すぐに更新しなければならない」というわけでもありません。以下のようなケースでは、警告を無視しても実害はないこともあります。
- 通常のPDF文書(テキストのみ)を見るだけで特に操作しない場合
- 信頼できる送信元から届いたファイルで、表示も正常な場合
- 更新を促す画面が広告であると明らかな場合
ただし、その警告が本物か偽物かをユーザー自身が見分けるのは困難です。スマホが心配な方は専門家に相談しましょう。
「PDFバージョンが古くなっています」警告は詐欺か?本物との見分け方
「PDFバージョンが古い」「更新してください」といった警告は、すべてが詐欺というわけではありません。まず重要なのは、警告がどこから表示されているかです。
正規の更新通知には、次のような特徴があります。
- Google Play や App Store など公式ストア経由の通知
- すでにインストールしているPDFリーダーアプリ内で表示
- アプリ名・提供元が明確に記載されている
一方で偽警告には以下の特徴があります。
- Webサイトや広告ページを見ている最中に突然表示される
- 「今すぐ更新」「最終警告」など過度に不安を煽る文言
- 公式ストアではないページへ誘導される
アプリ外・広告経由で「PDFバージョンが古い」などの警告が出る場合は、原則として疑うべきです。
PDFを更新しないとどうなる?「バージョンが古い」警告からアプリを入れたときの正しい対処法
PDFを更新しないとどうなるのかと不安に感じているとき、「PDFバージョンが古くなっています」といった警告文が表示され、それに従ってアプリをインストールしてしまった場合は注意が必要です。
アプリをアンインストールする
「PDFバージョンが古くなっています」という警告文を通して何らかのアプリをインストールしてしまった場合、すぐにアンインストールしてください。
アプリをアンインストールする方法は2点あります。最初にAndroidのホーム画面から直接アンインストールする方法を解説します。
- ホーム画面やアプリ一覧で削除したいアプリアイコンを長押し
- 表示されたメニューから「アンインストール」または「削除」を選択
- 確認メッセージが表示されたら「OK」や「アンインストール」をタップ
次にAndroidの設定メニューからアンインストールする操作方法を解説します。こちらはインストールしたアプリがホーム画面に表示されないものであっても、アンインストールが可能です。
- 「設定」アプリを開き、「アプリ」または「アプリと通知」をタップ
- アプリの一覧から削除したいアプリを選ぶ
- 「アンインストール」ボタンをタップ
- 確認メッセージで「OK」または「アンインストール」をタップ
以上の方法でインストールした危険なアプリをアンインストールしましょう。
一方で広告などが頻繁に表示されて操作できない場合や、スマホが勝手な動作を行う場合は、フォレンジック調査会社にすぐに連絡してください。
フォレンジック調査会社を選ぶ際のポイントとは?費用や期間、おすすめの企業について徹底解説>
フォレンジック調査会社に相談する
「PDFバージョンが古くなっています」という警告文に従ってアプリをインストールした結果、スマホの操作が困難になった場合はフォレンジック調査会社に相談しましょう。
「フォレンジック調査」とはコンピュータやスマートフォンなどのデジタル機器に残されたデータを専門的に解析し、証拠を収集・保全・分析する技術です。
フォレンジック調査会社では、感染経路を特定することで、マルウェアの感染源や感染経路を速やかに特定し、調査結果をセキュリティ対策に活用することができます。
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偽警告をの指示に従い、アプリなどをインストールしてしまった場合、情報漏えいや端末などの不正アクセスなどがないか調査してくれる専門会社をご紹介します。
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まとめ
「PDFバージョンが古くなっています」という警告は、正規の更新通知を装った偽広告である場合が多く、特にWebサイトや広告経由で突然表示された場合は注意が必要です。
不審な警告が表示された際は、アプリのインストールを行わず、画面を閉じてください。誤ってアプリを入れてしまった場合でも、早期にアンインストールし、必要に応じてセキュリティチェックやフォレンジック調査を検討することで、被害の拡大を防ぐことが可能です。
本当にPDFリーダーを更新する必要がある場合は、必ず公式ストア(Google PlayやApp Store)を通じて、正規のアプリから行うようにしましょう。