「トロイの木馬に感染しました」警告に電話してしまった時の対応と注意点

近年、サポート詐欺の一種として「トロイの木馬に感染しました」という偽の警告表示が急増しています。もし表示された番号に電話してしまった場合、通話料や詐欺被害に加えて、個人情報や端末内データの流出といった深刻なリスクが生じます。

本記事では、警告に電話してしまった場合の電話代や被害事例、そしてすぐに取るべき具体的な対応を解説します。

被害が疑われるときは、まず自分でできる対策を行うと同時に、フォレンジック調査を活用するのも有効です。フォレンジック調査では、端末やネットワークの操作履歴・通信記録を専門的に解析し、証拠となるデータを調査・保全することが可能です。

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「トロイの木馬に感染しました」の警告とは

「トロイの木馬に感染しました」は正規のセキュリティ通知ではなく、悪意のあるWeb広告や不正なスクリプトによって表示される偽警告です。ユーザーの不安を煽り、詐欺グループにつながる電話番号に発信させるのが目的です。

以下の記事でより詳しい内容を知ることができます。

>>「トロイの木馬に感染しました」偽警告の強制終了方法や正体を解説

>>「トロイの木馬ウイルスが検出されました」偽警告例10 個と見分け方を解説!

警告に表示された番号に電話してしまった場合の電話代

発信先の電話番号や契約している回線の種類によって、通話料は大きく異なります。見た目は国内番号でも、実際には国際回線を経由していて、高額な料金が発生するケースもあります。

  • 050番号:IP電話で1分あたり20〜40円程度。
  • +1や010番号:国際電話。1分数百円〜1,000円以上の高額請求。
  • 市外局番(03など):転送で国際料金がかかる。

番号形式を確認するだけでは安全か判断できないため、発信後は必ず請求をチェックしましょう。

通話料金の確認方法

高額請求や不正通話の有無を確認するため、次の手順で確認します。

  • スマホの通話履歴で発信先・時間を確認
  • 携帯キャリア(My docomo、au PAY、My SoftBankなど)の請求明細を確認
  • 高額通話があればスクリーンショットを保存

これらの記録は、不正利用の証拠として残しておくことで、携帯キャリアへの問い合わせや警察への相談時に役立ちます。

電話のあとに起きる詐欺被害の実態

偽のサポート番号に電話してしまうと、通話料だけでなく、金銭や個人情報の搾取などさらに深刻な被害が発生する恐れがあります。詐欺師は通話を通じて相手を信用させ、さまざまな手口で利益を得ようとします。

金銭の要求や有料サポート契約の強要

通話中、詐欺師は「深刻なウイルス感染」「今すぐ駆除が必要」と告げ、高額な支払いや契約を迫ります。

  • 「ウイルス駆除費用」と称して数万円〜数十万円を請求
  • コンビニで電子マネーやギフトカードを購入させ、その番号を送らせる
  • クレジットカード番号や銀行口座情報を聞き出す

特に電子マネーは送信後すぐ換金されるため、返金は困難です。

遠隔操作による端末乗っ取りと情報漏洩

「修復作業のため」と言われ、遠隔操作アプリ(AnyDesk、TeamViewerなど)をインストールさせられると、端末の画面や操作を完全に監視される状態になります。

  • ネットバンキングや暗号資産の不正送金
  • 保存された画像や書類の窃取
  • メールやSNSアカウントの乗っ取り

この状態を放置すると被害は拡大するため、即時対応が必要です。

「もしかして自分も被害にあっているかもしれない…」そう感じたら、時間を置かずに行動することが重要です。被害の兆候を放置すれば、金銭的な損失や情報漏洩がさらに拡大する恐れがあります。

専門機関への相談やフォレンジック調査を活用すれば、状況の把握や証拠の確保、そして具体的な解決策が得られます。少しでも不安を感じた場合は、早めに専門のフォレンジック調査に相談することで、被害を最小限に抑えることができます。

電話してしまった後の対処法

実際に電話をかけてしまった場合でも、迅速かつ適切な行動を取ることで被害を食い止められます。この段階では、相手に渡してしまった情報や端末の状態を確認し、それぞれに応じた対策を行うことが重要です。

個人情報を伝えてしまった場合

氏名や連絡先に加え、カード情報や口座情報を伝えた場合は、すぐに利用停止や再発行を依頼します。

  • カード会社に連絡 → 利用停止・再発行
  • 銀行に連絡 → 口座の一時凍結・取引履歴の確認
  • メールや住所の場合 → 迷惑メールやなりすましに注意

端末が遠隔操作された場合

遠隔操作アプリは速やかに削除し、セキュリティスキャンを行います。場合によっては端末初期化も検討してください。

  • 遠隔操作アプリのアンインストール
  • セキュリティソフトでフルスキャン
  • 必要に応じて端末初期化

お金を支払ってしまった場合の通報と返金相談

支払いの種類ごとに適切な窓口へ連絡します。電子マネーは未使用であれば返金が可能な場合があります。

  • カード会社 →不正利用調査・返金申請
  • 電子マネー → 発行元へ返金依頼
  • 消費生活センター(188)や警察(#9110)への通報

今すぐ行うべきセキュリティ対策

「トロイの木馬に感染しました」といった偽の警告画面が表示されても、電話をかけたり指示に従ったりしてはいけません。 これは典型的なサポート詐欺であり、対応を誤ると金銭的被害や個人情報の流出につながります。被害を防ぐためには、以下の3つの手順を素早く実行することが重要です。

通話履歴や利用明細を確認・保存

まずはスマートフォンや固定電話の通話履歴を開き、詐欺番号に発信した日時と通話時間を確認します。続いて、携帯キャリアや固定回線のマイページにログインし、最新の請求明細を表示しましょう。通話先番号と時間、通話料の金額を照合し、その画面をスクリーンショットやPDFで保存しておきます。

これらの記録は、後に被害を立証する際やキャリア・警察・消費生活センターへの相談、返金交渉の際に重要な証拠となります。

セキュリティソフトでフルスキャン・不審アプリの確認

端末が不正アクセスや遠隔操作を受けている可能性があるため、インストールしているセキュリティソフトを最新版にアップデートし、ウイルス定義ファイルも最新状態に更新します。そのうえで端末全体のフルスキャンを実行し、検出された脅威はすべて隔離または削除します。

あわせて、インストール済みアプリの一覧を開き、心当たりのないアプリや最近追加された不審なアプリをアンインストールしましょう。アプリの権限設定も確認し、カメラ・マイク・位置情報など不要なアクセス権はすべて無効化してください。

すべての主要アカウントのパスワード変更と二段階認証の設定

被害の拡大を防ぐため、GoogleやApple ID、オンラインバンキング、SNS、ショッピングサイトなど、主要なすべてのアカウントのパスワードを直ちに変更してください。新しいパスワードは、英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた12文字以上のものを設定し、他のサービスと使い回さないようにします。

あわせて、各サービスで二段階認証(2FA)を有効化しましょう。設定は通常、アカウントの「セキュリティ」または「ログインと安全性」メニューから行えます。認証方法には、SMSによる確認コード送信や、Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどの認証アプリの利用がおすすめです。

二段階認証を有効にすることで、万が一パスワードが流出しても第三者による不正ログインを大幅に防ぐことができます。

「もしかして自分も被害にあっているかもしれない…」そう感じたら、時間を置かずに行動することが重要です。被害の兆候を放置すれば、金銭的な損失や情報漏洩がさらに拡大する恐れがあります。

専門機関への相談やフォレンジック調査を活用すれば、状況の把握や証拠の確保、そして具体的な解決策が得られます。少しでも不安を感じた場合は、早めに専門のフォレンジック調査に相談することで、被害を最小限に抑えることができます。

誤って電話した直後に取るべき行動と相談先

被害の拡大を防ぎ、適切な対応を取るためには、信頼できる専門機関への相談が欠かせません。特にサポート詐欺や不正アクセスは、早期に専門家へつなぐことで、返金や証拠保全の可能性が高まります。以下の4つのアプローチを意識すると効果的です。

相談窓口一覧

被害や不正アクセスの可能性がある場合は、できるだけ早く公的な相談窓口に連絡してください。専門の窓口を活用することで、正しい手順や返金の可能性、被害拡大防止策について具体的なアドバイスを受けられます。

警察への被害届の提出

金銭被害や不正アクセスが確認できた場合は、最寄りの警察署で被害届を提出します。事前に#9110で相談し、必要な証拠や書類を確認してから出向くとスムーズです。

相談時に必要な証拠の例

被害を正確に伝え、返金交渉や警察による捜査をスムーズに進めるためには、できるだけ多くの証拠を揃えておくことが重要です。証拠は発生した順番(時系列)がわかるように整理し、相談窓口や警察に提示できる状態にしておきましょう。可能であれば紙に印刷したものとデジタルデータの両方を用意すると確実です。

  • 通話履歴や請求明細
  • 偽警告画面のスクリーンショット
  • 支払い証明(レシート・電子マネー番号)

フォレンジック調査を依頼

端末やネットワークの詳細な解析を行うフォレンジック調査は、被害の全容を正確に把握し、法的に有効な証拠を確保するための有力な手段です。被害が大きい場合や、警察や弁護士を通じて法的措置を検討している場合には特に有効です。

調査では、端末の操作履歴や通信ログ、不正アクセスの痕跡、削除されたデータの復元などを専門技術で解析します。これにより、詐欺の手口や侵入経路を明らかにし、損害賠償請求や刑事告訴の際に活用できる証拠としてまとめてもらえます。

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まとめ

「トロイの木馬に感染しました」といった警告の多くは、詐欺を目的とした偽の表示です。誤って表示された番号に電話をかけてしまった場合でも、落ち着いて通話履歴や請求明細を確認し、証拠を保存することで被害を最小限に抑えられます。

もし個人情報や金銭を渡してしまった場合は、すぐに関係機関へ通報し、返金対応や不正利用防止の手続きを行ってください。また、パスワードの変更や二要素認証の設定も重要です。被害が大きい場合や端末が不正利用された可能性がある場合は、フォレンジック調査を検討しましょう。

専門家の支援を受けることで、正確な状況把握と早期解決につながります。

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