詐欺ウォールとは?使用時の注意点と警告が表示された時の対処法を紹介

近年、多くの利用者が巧妙化するフィッシング詐欺への対策として「詐欺ウォール」というソフトの導入を検討しています。詐欺ウォールは信頼性のあるソフトウェアですが、導入に不安を感じる方も少なくありません。

本記事では、詐欺ウォールの基本的な機能から、使用時の注意点、そして警告が表示された際の具体的な対処法まで解説します。

フィッシング詐欺を受けた場合、個人情報の流出や金銭的損失などのリスクにつながる恐れがあるのでフィッシングサイトを開いて個人情報などを入力した場合は専門業者に相談してください。

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詐欺ウォールとは?

詐欺ウォールとは、フィッシングサイトへのアクセスを未然にブロックするためのセキュリティソフトです。

特に金融機関やECサイトを装った偽サイトが多発する中で、利用者のクリックや入力ミスを未然に防ぐ重要な防衛手段として注目を集めています。

詐欺ウォール使用時の注意点は?

詐欺ウォールを使用する時は以下の点に注意が必要です。

正規版を公式または信頼できるストアから購入

詐欺ウォールを装った偽アプリや、改ざんされたインストーラーが横行する可能性があります。以下の点に注意して正規版のソフトを購入してください。

  • 必ず公式サイトあるいは信頼できるストアから購入
  • 提供元のセキュリティポリシーを確認し、最新版のインストーラーをダウンロード
  • インストール後は、正規のライセンスキーを登録し、自動更新を有効化

すべての詐欺サイトを100%検知するわけではない

詐欺ウォールは高精度な検知機能を持っていますが、新たに出現した詐欺サイトや巧妙に改変されたURLまではリアルタイムで検知できない場合もあります。利用者は次のような点に注意する必要があります。

  • URLが「http://」から始まっていないか確認(安全なサイトは基本的に「https://」)
  • ドメイン名が本物と酷似していないか(例:「amzon.co.jp」「rakute.co.jp」など)
  • 怪しい文法や不自然な日本語の記載がないかチェック

別途のウイルス対策が必要

詐欺ウォールは、詐欺サイトの検知・警告に特化したツールです。しかし、ウイルスやマルウェアの検出・駆除機能は備えていないため、以下のような追加対策が必要です。

  • 総合セキュリティソフトをインストールする
  • 最新のウイルス定義ファイルを自動で更新する設定にする
  • 週に1度以上は「フルスキャン」を実行し、マルウェアの潜在的リスクを除去

フィッシングサイトを開いてしまうと、閲覧しただけでウイルスに感染につながる可能性があります。サイト閲覧でウイルス感染した場合の対処法については以下の記事で説明します。

>>【徹底解説】サイト閲覧でウイルス感染する?原因と具体的な対策を説明 

ウイルスに感染の疑いがある場合は、専門業者に相談してください。

詐欺ウォールに警告が表示された時の対処法

詐欺ウォールから「このサイトは危険です」「詐欺の可能性があります」といった警告を表示した場合、フィッシング詐欺の被害にあう可能性が非常に高いです。警告が表示された場合は、以下の対処法を迅速に実行してください。

【最優先】警告されたサイトやページを閉じる

警告が表示された時点で、Webサイトに悪意がある攻撃や詐欺が仕込まれている可能性は非常に高いです。以下の通りに速やくタブ、あるいはブラウザ全体を閉じてください。

  1. 「×」ボタンでタブを閉じる
  2. 反応が鈍い場合はタスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開く
  3. 「ブラウザ」を選択し、「タスクの終了」で強制終了

個人情報を絶対に入力しない

見た目がどんなに本物そっくりでも、警告表示されたサイトで個人情報(氏名、住所、電話番号、パスワード、クレカ情報)を入力するのは非常に危険です。以下の手順通りに対処してください。

  1. 入力画面が表示されても無視して閉じる
  2. すでに入力してしまった場合、速やかにパスワード変更・クレカ会社への連絡を実行
  3. 不正利用されていないか、定期的に明細を確認

フィッシングサイトによる被害が疑われる場合は専門業者に相談する

上記で説明したように、詐欺サイトの中には、閲覧するだけでウイルスをダウンロードさせるサイトも存在します。画面が勝手に点滅する、広告が大量に表示されるなどの異常がある場合すでにウイルスに感染されている可能性があります。

以下の記事でパソコンがウイルスに感染した時に今すぐできる対処法について解説します。

>>パソコンがウイルスに感染したら?今すぐできる対処法とは

個人や社内のリソースだけでは、フィッシング詐欺やウイルス感染への対応が十分でない可能性があります。

フィッシングサイトによる攻撃を受けた場合、個人情報漏洩や金銭的損失などの深刻な被害が生じる可能性があるため。フィッシングサイトによる被害が疑われる場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

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