dynabookでCDブート(CDからの起動)ができない場合、BIOS設定の誤りやディスク不良、ドライブの故障など複数の原因が考えられます。本記事では、起動できないときに疑うべき代表的な原因と、順番に試せる具体的な対処法を解説します。設定変更の際の注意点や、最終的に専門業者に相談すべきケースについても紹介します。
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dynabookでCDブートできない主な原因
CDブートは、OSが起動できないときにリカバリディスクを使用する、診断ツールを実行する、データ救出を行うなど通常起動では対応できない作業に欠かせない手段です。正しく利用できないと修復や復元が行えないため、原因を切り分けて解消することが重要です。
BIOS/UEFIのブート順位やセキュリティ設定不備
BIOSの「Boot Priority」でCD/DVDドライブがHDDより下位になっている場合、起動はHDDから優先されます。また「Secure Boot」が有効、「Boot Mode」がUEFIのままでもCDブートできないことがあります。
CD/DVDメディアの問題(非ブート対応・傷・作成ミス)
使用しているディスク自体がブート非対応、あるいは傷や汚れ、作成エラーにより読み込めないことがあります。自作メディアの場合は特に注意が必要です。
CD/DVDドライブや接続の故障
ストレージデバイスに物理的な故障があると、OSに必要なデータを読み込めず起動できない状態になります。内部ファイルが破損・消失している可能性も高く、システムの安定動作は困難です。CD/DVDドライブや接続に不具合があると、BIOSがメディアを認識できずCDブートも失敗します。
たとえCDブートができたとしても、そもそものストレージが壊れていればデータを確認できないケースも多く、自力での対応は危険です。無理な操作を繰り返すと障害が悪化し復旧不能になる恐れがあるため、大切なデータを守るには早めに専門のデータ復旧業者へ相談することが安全です。
自力で修復する場合のリスク

▶ ほこりや異物が悪影響を与えてしまう
▶ 内部パーツに修復できない傷が付いてしまう
▶ 知識不足で誤った復旧作業を行ってしまう
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dynabookでCDブートできないときの対処法
以下の方法を順番に試すことで、多くのdynabookでCDブートが可能になります。作業の際は一つずつ確認しながら進めてください。
BIOS/UEFI設定を変更する
BIOSでCD/DVDドライブを起動優先に設定し、セキュリティ項目を調整することで解決することが多いです。
BIOS設定変更の手順
- 電源投入直後に「F2キー」を連打し、BIOSセットアップ画面を開く
- 「Boot」タブでCD/DVDドライブがHDDより上位にあるか確認、必要に応じて順序を変更
- 「Secure Boot」を「Disabled(無効)」に設定
- 「Boot Mode」を「CSM(レガシー)」に切り替える
- 「F10キー」で保存して再起動
F12キーでブートメニューを起動する
一時的にブートメニューを呼び出し、起動デバイスを選択する方法です。BIOS設定を変更せずに直接CDドライブを指定できます。
ブートメニューからの起動手順
- 電源投入直後に「F12キー」を連打する
- 表示されたブートメニューから「CD/DVD Drive」または「ODD」を選択
- Enterキーを押してCDブートを試す
CD/DVDメディアの確認・交換
ディスク自体に問題がある可能性があるため、別のPCで起動できるか確認しましょう。傷や汚れがある場合はクリーニングを行い、必要ならばメディアを再作成してください。
メディア確認の手順
- 対象のCD/DVDを他のPCに挿入し、起動可能か確認する
- ブートできない場合は新しいディスクを作成する
- ディスクに傷や汚れがある場合はやさしく拭き取る
外付けCD/DVDドライブを利用する
内蔵ドライブの故障が疑われる場合は、USB接続の外付けドライブを利用してCDブートを試すことも可能です。
外付けドライブでの起動手順
- 外付けCD/DVDドライブをPCに接続する
- BIOSまたはF12ブートメニューで外付けドライブを選択
- 再起動してCDブートを試す
注意点
BIOS設定の変更はWindowsの起動に影響を及ぼす恐れがあり、誤操作で状況を悪化させるリスクがあります。設定を戻しても改善せず、繰り返し試しても起動できない場合は、ストレージやディスクの故障が疑われます。無理な操作を続けると復旧が困難になるため、専門のデータ復旧業者に相談し、安全に原因を特定・対応してもらうことが重要です。
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