SNS運用管理者必見!Facebookのフィッシング詐欺が横行。企業アカウント乗っ取られる危険性も

フェイスブックファンページのフィッシング詐欺とは、Facebookのファンページ管理者を騙して、アカウント情報を盗み取る詐欺行為です。以前から見られる方法ですが、2023年末から2024年にかけても頻繁に被害が見受けられるようになっているため注意が必要です。

フィッシングの手口

具体的には、Facebookになりすましたメッセージやリンクを送りつけ、不安感や焦りをあおることで、アカウント情報を入力させようとするのです。

例えば、以下のようなものがあります。

  • 「あなたのファンページが違反により制限されています。アカウント情報を確認してください。」
  • 「あなたのファンページが乗っ取られています。すぐにパスワードを変更してください。」
  • 「あなたのファンページに新しい投稿やコメントが届いています。確認してください。」

これらのメッセージやリンクをクリックすると、Facebookとは異なる偽サイトに誘導されます。その偽サイトは、本物のFacebookログイン画面とそっくりに作られているため、見分けがつきにくいのが特徴です。

メッセージが来た場合の対応

もし、これらのメッセージやリンクを受け取った場合は、絶対にクリックしないようにしてください。また、内容について判断しかねる場合でもまずは周りの人に相談してみてください。数日経つとFacebook運営側がメッセージを送ってきているスパムアカウントを削除するケースがほとんどです。

フェイスブックファンページのフィッシング詐欺を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • 知らない人から送られてきたメッセージやリンクは、絶対にクリックしない。
  • Facebookのヘルプセンターやサポート窓口を利用する際は、公式のURLを確認する。
  • 二段階認証を設定しておくと、万が一アカウント情報が漏えいしても、被害を最小限に抑えることができる。

また、普段からセキュリティソフトをインストールして、最新の状態に保つことも大切です。セキュリティソフトは、フィッシング詐欺のサイトをブロックしてくれる機能も備えている場合があります。

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