4月フィッシング攻撃、前月比で15,876 件増 AmazonやUber Eatsなどなりすまし

フィッシング対策協議会は、4月中に寄せられたフィッシング攻撃関連の報告に基づいた統計レポートを公表している。

概要

4月中に寄せられたフィッシング関連の報告件数は92,932 件で、前月比15,876 件増加となっている。
フィッシングサイト件数も21,230 件で、前月比6,887 件増加という結果が出ている。

なりすましに悪用されたブランドでは、「Amazon」が最多となり報告数全体の約30.6% を占め、続く「ファミペイ」、「えきねっと」、「Uber Eats」などを加えると全体の64.2 %を占めるという。
また、SMS経由でのフィッシングにおいてはAppleをかたる攻撃事例が多数確認されており、金融系ブランドをはじめ日本年金機構、厚生労働省、国土交通省、総務省などの政府機関をかたるケースも報告に挙がっている。

対策

フィッシング対策協議会は、フィッシング被害に遭わないよう日頃からの対策方法として以下内容を推奨している。

・サービスログイン時は、公式アプリやブックマークした正規URL からアクセスする
・身に覚えがないタイミングで認証コード通知が届いた時は、パスワード変更やサービスの使用履歴を確認
・初めて利用するサイトは、運営元の情報や連絡先などをチェック
・企業組織は、 DMARC認証を導入する

【参考URL】
https://www.antiphishing.jp/

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