セキュリティベンダー「ESET」は、550億件以上のブルートフォースアタックを検知したとするレポートが公表された。
概要
ESET研究者によると、2021年5から8月にかけ、ブルートフォースアタックとみられるログが550億件確認されており、1から4月に検出された件数の2倍にあたるという。
原因として見られるのは、テレワーク増加に伴うリモートデスクトップやクラウドサービスの利用需要が増加したことと推測されている。
ブルートフォースアタックへの対策
自動化され大量に実行されるブルートフォースアタックにおいて、推測しやすい簡易なパスワードはネットワークへの侵入を許してしまうことにつながると解説。
被害につながる原因としては、シンプルな単語1つをパスワードとして設定しているケースという。
対策としては大きく2つ。
一つは、覚えやすい単語3つをパスワードに設定すること。
二つ目は、多要素認証導入をそれぞれ挙げている。