奈良市ホームページで個人情報流出 調査で新たに別事案も発覚

奈良県奈良市ホームページ上で、誤って個人情報を掲載する事態が確認された。

概要

9月27日、同市ホームページ上で個人情報が閲覧できるとして利用者から指摘があり問題が発覚。
調査の結果、ホームページ上に掲載していた奈良市議会総務委員会向けに作成されたPDFデータに個人情報が含まれていたことが確認された。
また、追加の調査から定例予算決算委員会に向け作成されたページにおいても、同様に個人情報が含まれていたことが発覚している。

被害対象

PDFデータには、2015年から18年までの「使用料及び賃借料、委託料に係る支払調書の有無に関する資料」内の債権者名欄において個人情報が記載されていたという。
データ件数は397件。

また、追加で発覚した定例予算決算委員会に向けページ内には、随意契約に関する個人情報を含む一覧が該当。
データ件数は181件。

対応

奈良市は9月27日中に、いずれのページでも該当情報を削除。
再発防止として、ホームページ上での情報掲載時は複数名でのチェック体制を徹底するとしている。

 

【参考URL】
個人情報漏えいについてのお詫びとご報告
https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/0/124792.html

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