医薬品および治験薬の受託製造専門会社「武州製薬株式会社」において、不正アクセスによる情報流出の可能性が判明した。
概要
不正アクセスが判明したのは6月25日。
攻撃を行ったとみられるグループから武州製薬社に脅迫メールが届いている。
調査の結果、同社サーバーへの不正アクセスおよび個人情報が窃取された可能性が発覚したという。
サーバー内には、従業員や採用候補者、退職者、取引先などおよそ13,000件の個人情報が記録されていたとのこと。
原因は同社が使用していたVPN製品の脆弱性によるものとみられている。
なお、当該攻撃による事業への影響はなかったという。
対応
武州製薬社は、原因とみられるVPNの脆弱性修正や全社員のパスワード変更を実施。
また、専門家推奨のエンドポイントセキュリティの導入など行ったと説明されている。
【参考URL】 不正アクセスによる個⼈情報等流出の可能性に関するお詫びとご報告 https://www.bushu-pharma.com/ |