土木事務所職員、窃盗と不正アクセスで懲戒免職【岐阜県】

岐阜県において、可茂土木事務所主任技師1名による窃盗と不正アクセス行為が明らかになり、懲戒免職が実施された。

当該職員は2018年7月23日から2023年7月頃までのおよそ5年間、少なくとも41件の県有物品や他の職員の私有物が窃取していたという。
また、他の職員が管理する公文書1件を無断で持ち出し、執務室外の空き机に隠匿したことも明らかになっている。
さらに、2022年11月7日から2023年10月7日までの約1年間、他の職員2名と過去に勤務した1所属の業務用内部ネットワークのユーザパスワードを不正に利用し、計31回にわたって不正アクセスを行っていたという。
その後不正アクセス先の職員が管理していたファイルを複製し、自らが使用する職員用パソコンや自宅のパソコンに保存したとみられている。

県は当該職員に対し懲戒免職処分を決定。
また、当該職員の管理監督職員8名に対しては厳重注意措置が取られている。
県は今後、同様の事案を防止するための対策を強化するとともに、職員の教育および啓発を通じて情報セキュリティの意識向上に努める方針を示している。

【参考記事】
本県職員の処分について
https://www.pref.gifu.lg.jp/

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