「新型コロナウイルス」話題に便乗し、マルウェア「Emotet」感染を目的にする攻撃メール複数確認され始める

近年日本国内において急速に被害が増加しているサイバー攻撃であるマルウェア「Emotet」に、現在問題となっている「新型コロナウイルス」に便乗するタイプの攻撃メールが見つかっているとの情報が公開されております。

1月28日ごろから「Emotet」感染を目的に、「新型コロナウイルス」について取り上げた攻撃メールが流行し始めていることがTwitterによる報告を中心に複数寄せられており、従来の「請求」や「賞与」、「ボーナス」といった文言を用いた手法とは異なり、時事問題を悪用している点が注目されます。

トレンドマイクロの調べによると、2019年12月の国内Emotet の被害件数は8000件を超えていたことが報告されており、12月20日ごろから被害件数が落ちたものの2020年1月13日ごろから再び活動し始め、1月中旬時点での被害件数は既に1,500件を越えている状況とのことです。
 

【参考URL】

◆Emotet感染メールに「新型コロナウイルス」、流行便乗攻撃に警戒を
◆引き続き国内で拡大する「EMOTET」の脅威


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