「DDoS攻撃」+「脅迫」2020年以降154%増加 注意喚起

アメリカ「Neustar」の研究チームによると、DDoS攻撃を使った脅迫の手口が増加しているとのこと。

概要

ターゲットのネットワークに高負荷をかけるDDoS攻撃を仕掛けると脅迫、回避するために身代金を要求というもの。
こうした手口は2019年から2020年かけ、154%増加している。

原因

攻撃増加の背景には、高度なハッキングスキルが必要ないことが挙げられている。
ダークwebでは攻撃用のトラフィック送信用ボットネットが、安価に貸し出されているという。
また、攻撃者の中には悪名高いハッカーグループや、国家が背後にいるとかたり脅迫するケースも確認されている。

対処

Neustar社のセキュリティ担当者は、対処と対策について以下のようにコメントしている。
「最寄りの警察組織に届け出るべきだ。
こういった情報は犯罪者の素性を特定し、責任を追及する上で役立つ可能性がある」
「(対策として)リスクの評価や、利用可能なソリューションの評価、
緩和戦略の検討、計画と提供者を最新の状態にしておく」

 

【参考URL】
企業のネットワーク狙うランサムDDoS攻撃が大幅に増加–Neustar調査

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