大量の不正アクセスで約15万名分の顧客情報流出おそれ オーダースーツブランド「DIFFERENCE」

オーダースーツブランド「DIFFERENCE(ディファレンス)」で、不正アクセス被害が発生。
顧客情報が流出したとみられ、サービスが停止する措置が取られた。

運営の「コナカ」社によると、2025年4月22日8時53分に「DIFFERENCE」アプリの「オーダー詳細ダウンロード」サービスに対し、大量の不正アクセスが確認され、システム管理会社が異常を検知。
その後不正アクセスの遮断措置を講じたが、その間に情報流出が発生していたことが判明した。
流出が確認されたのは、「DIFFERENCE」で取引のあった約15万名分の顧客情報で、氏名、住所、電話番号に加え、注文日や商品名、購入店舗、支払い方法(現金またはクレジットカード利用の有無)などの注文情報も含まれている。
今回の不正アクセスは、「DIFFERENCE」のシステムに限定されており、コナカ、フタタ、SUIT SELECTなどの他ブランドの顧客には影響が及んでいないとされる。

コナカは対応として、「オーダー詳細ダウンロード」および類似機能である「領収書ダウンロード」サービスを停止し、サーバーの再構築および点検を実施中。
併せてセキュリティ対策の強化を進めている。
同社は顧客に対し、不審な電話やSMS、配達物に注意し、応答や開封を控えるよう呼びかけ。
問い合わせ窓口も設置され、影響を受けた顧客からの相談を受け付けている。
今後、流出対象となった顧客には個別に連絡を行い、個人情報保護委員会にも報告の上、同委員会の指導のもとで再発防止策を講じるとしている。

【参考記事】
https://www.konaka.co.jp/

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