愛知県を中心に展開している食品スーパーマーケットチェーン「ヤマナカ」で、個人情報が他の利用者に表示される不具合が発生した。
運営の「ヤマナカ」社によると3月29日、実施された「やまるんクイズキャンペーン」の応募サイトへのアクセスが集中。
これにより、一部の応募者が入力ページにて直前に登録された他の利用者の情報を閲覧できる状態が発生したという。
顧客からの指摘により判明している。
流出の可能性がある個人情報には、氏名、郵便番号、住所、電話番号、年齢、メールアドレス、グラッチェカード番号が含まれており、影響を受けた可能性のある人数は最大12名とされている。
原因については、キャンペーン応募サイトのシステム運用の委託先企業が行ったシステム設定の誤りであると説明されており、大量アクセスに対応する際の設定に不備があったとのこと。
公表時点では、すでにサイト復旧は完了しており、以後同様の事象は発生していないとのこと。
また、影響を受けた対象者には、個別での連絡を行っている。
ヤマナカは「本件を重く受け止め、再発防止に向けたシステム障害対策およびセキュリティ強化を進める」とコメント。
信頼回復に全力を尽くす姿勢を示した。