不動産事業を展開する「東急コミュニティー」にて、元従業員が不正に顧客の個人情報を持ち出す事態が発生した。
概要
1月ごろ外部からの指摘で東急コミュニティーの顧客情報が流出を疑う連絡があり問題が浮上。
調査機関を交えての調査から、2019年10月から2020年11月にかけ同社元従業員が顧客情報を不正に持ち出し、他社への流出させている事実が確認されたとのこと。
被害情報
流出対象となったのは、東急コミュニティー顧客約5,000名分の個人情報。
マンション名、室番号、氏名、住所、電話番号が含まれていた。
対応
流出先には顧客情報の使用差し止めと廃棄を請求。
システム面では、社内業務管理データへのアクセス制限を強化。
なお、流出した元従業員に対しては刑事告訴も検討されているとのこと。