京都府福知山市立福知山市民病院の「大江分院」にて、6月21日患者の個人情報が記録されているUSBメモリが紛失する事態が発生していたことがわかりました。
問題発生と院内の情報管理体制
原因は、当院の職員が私物のUSBを使用し、外部にデータを持ち出したことが発端で、その後USB自体を紛失したことで問題に至りました。
大江分院では、患者の個人情報を外部に持ち出すことは禁止しており、使用する際は指定されたセキュリティ機能が付いたUSBのみとして管理を行っていました。
被害のあった情報内容と今後について
メモリに記録されていたデータは、当院患者366名分の性別、年齢、病名、検査結果、ID、イニシャルといった内容でした。
氏名をはじめ、生年月日といった情報は含まれていないとのことで、
「この情報を閲覧したのみでは、個人を特定することは難しい」
と当院管理者はコメントしております。
大江分院は、個人情報の管理と再発防止を徹底するとともに、被害に該当する患者に対し経緯の説明と謝罪の文書を順次送付し対応するとのことです。
【参考URL】 ◆大江分院にて個人情報が記録されたUSBメモリを紛失 ◆https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/ooe-branch/14422.html |