【月桂冠】2万件以上の情報流出の可能性発覚 不正アクセス被害に続報

酒類の製造販売を展開する「月桂冠株式会社」において、4月2日に判明した現在外部からの不正アクセス被害に関する続報が発表された。

被害状況

同社の調べから、不正アクセスに至った原因は使用するネットワーク機器の脆弱性を狙われたことによるものとみられている。
その結果、サーバーに第三者が不正アクセスを実行し、ランサムウェアを仕掛けて内部の機密や個人情報に関するデータを窃取した可能性が判明している。

影響範囲

判明した影響範囲は以下の通り。

流出したデータ件数
・通販サイト商品発送リスト993件
・顧客相談室受注リスト74件
・相談室への報告書2,153件
・販売受注および発送リスト2,061件
・キャンペーン関連の商品発送リスト707件
・取引先情報2,167件
・採用選考者名簿17,000件
・株主情報
・退職者含めた従業員情報2,560件

流出した情報まとめ
・氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、会社名、学校名

対応

同社は、引き続きのセキュリティ対応および被害状況の詳細調査を進めるとの説明がされている。

【参考URL】
当社サーバへの不正アクセスに関するお知らせ(第二報)お客様等の個人情報流出可能性のお知らせとお詫び
https://www.gekkeikan.co.jp/

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