テレワーク環境の安全性認定プログラム始動 セキュリティ見直しや安全面でメリット

一般社団法人日本テレワーク協会と一般社団法人セキュア IoT プラットフォーム協議会により、新たにテレワーク環境の認定プログラムが開始される。

安心安全テレワーク施設認証プログラム

同プログラムは、「安心安全テレワーク施設認証プログラム」と題しており、テレワークを行う上でのセキュリティ上面の見直しと、施設環境の安全面チェックを目的とされている。

査定概要と認証

査定におけるガイドラインは、「安心安全テレワーク施設ガイドライン策定委員会」により設けられており、委員会には企業経営者や学識経験者、社労士、セキュリティ団体、コワーキングスペース関連団体、総務省、厚生労働省、経済産業省などの政府機関も含めた企業組織により構成されている。
ガイドラインの査定を満たしている企業や施設には、認証書と認証マークが交付されるとのことで、以下2種類の認証プログラムをニーズに合わせて選択できる。

・「ビジネスグレード認証」
テレワークを行う上で基本的な安全面での要件を備えた施設

・「プレミアムグレード認証」
テレワークを行う上で総合的な安全面での要件を備えた施設

認証によるメリット

同プログラムの査定をクリアし、認証書を取得することで以下のメリットがある。
・事業者においてセキュリティ面や、労働、衛生管理などの課題を把握し改善につながる
・セキュリティおよび環境の安全性を主張でき、他業種との差別化にもなる
・利用者側において、安全面の確認をする手間を必要としない

【参考URL】
~テレワーク施設のセキュリティや作業環境面の安全性に係るガイドラインへの適合性を審査、認証します~
https://www.secureiotplatform.org/

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