Google翻訳なりすましやQRコード埋め込んだフィッシングメール報告目立つ【フィッシング対策協議会】

2023年1月中にフィッシング対策協議会へ寄せられた、フィッシング攻撃に関する事案をまとめたレポートが公開されている。

概要

当該レポート結果の概要は以下のとおり報告されている。

・フィッシング報告件数のトータルは38,269 件で、12月比で約41.6 %減少
・確認されたフィッシングサイトのURL件数は7,704 件。

新たに確認されているフィッシングの手口として、Google翻訳の正規サイトを偽装しフィッシングサイトへ誘導するという報告が相次いでいるという。
また、フィッシングサイトの URL をQRコードにし、メールに埋め込んだフィッシングメールによる手口が1000件以上確認されているという。
QRコードからのサービスアクセスを促すメールが来た場合は、フィッシングメールの可能性が高いとして注意が必要としている。

対策

フィッシング対策協議会は、日ごろからログインを促す内容のメールやSMSには注意を向けるよう呼び掛けており、正規アプリやブックマークからアクセスするよう推奨している。
また、身に覚えのないタイミングで認証通知が届いた際は、使用履歴の確認やパスワード変更を行うよう注意喚起している。

【参考URL】
2023/01 フィッシング報告状況
https://www.antiphishing.jp/

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