島根県の医療センターで患者データ含むHDD紛失 1,320名が影響

島根県浜田市の国立病院機構「浜田医療センター」において、個人情報が記録されたポータブルハードディスク(HDD)が紛失する事態が発生している。

概要

紛失が発覚した4月5日から4月14日公表時点まで、当該HDDの発見に至っていない。
同病院によると、最後にHDDが確認されたのが病院内であることから、外部への持ち出しの可能性は低いとしている。
HDD内には患者情報1,320名が記録されており、ID、年齢、性別、病名、心身の状況、治療方針といった情報が該当するという。
また、HDDにはパスワードロックは施されていなかったことも確認されている。

対応

現時点で情報の外部流出や不正利用といった事実は確認されていないとのこと。
当該HDDの紛失に影響する患者には個別での連絡を実施。
同センターは、HDDやUSBなどの外部記録媒体利用に関する管理体制や規定の見直しと徹底を進め再発防止を図るとしている。

【参考URL】
個人情報を記録したポータブルハードディスクの紛失に関するお詫びとご報告
https://hamada.hosp.go.jp/

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