兵庫県立がんセンターにおいて、患者情報が記録されたUSBメモリが紛失する事態が発生した。
概要
1月 13 日、電子カルテから保存されたデータが記録されているUSBメモリを使用する際、所在不明の事態に気が付いた。
同院では、原則USBメモリの持ち出しは禁止されていることから院内を捜索するも発見に至らず、1月 5 日の使用を最後に紛失している。
なお、紛失したUSBメモリには患者55名分の情報が記録されており、IDや氏名、治療実施日、病変の存在箇所、病変の進行度等が含まれていたとのこと。
対応
1月 27 日、同院は明石警察署へ遺失届を提出し、引き続き捜索するという。
また、影響が懸念される患者には個別での連絡を実施している。
今後は、暗号化機能が備わったUSBメモリを使用し、使用後はデータを削除する対策を取ると説明している。
なお、1月 31 日公表時点では情報流出に関する事実は確認されていないとのこと。
【参考URL】
個人情報が含まれたUSBメモリの紛失に関するお詫びとご報告
https://hyogo-cc.jp/news/