北九州市教育委員会は2026年4月21日、教員採用試験の受験者に関する個人情報が外部に流出したと発表。
影響対象となるのは、2020年度から2024年度までの北九州市立学校の教員採用試験に申し込んだ4135名だった。
該当するデータには受験番号や氏名、年齢、性別といった基本情報のほか、受験教科、合否結果、選考区分といった詳細が含まれていたという。
事案の発端は、行政文書開示請求への対応ミスとされている。
3月、市外在住の男性から情報の開示請求を受けた市教委は、3月18日に対象データをPDFファイルに変換し、CD-Rに記録して郵送した。
その際、個人情報を伏せるためのマスキング処理(黒塗り加工)を行ったが、変換の手順が不十分だったため、表面上は隠れているように見えても、データをコピーして別のソフトに貼り付けると元の文字が読み取れてしまう状態になっていたという。
4月20日にデータを受け取った男性から指摘があり、事態が発覚している。
現時点で、この情報が不特定多数へ拡散された事実は確認されていないとのこと。
市教委は対応として、4135名全員に対して説明と謝罪の文書を配布。
また、データを受け取った男性には返送を依頼したという。
北九州市教育委員会は、「行政文書開示の運用において加工が不十分だったことを極めて遺憾」とし、今後は情報の復元リスクを完全に排除した処理を徹底するなど、再発防止に全力を挙げる方針を示した。
【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a509a769cef50bf3567ea816bc4c654c53ba50b6
https://news.infoseek.co.jp/amp/article/mainichi_20260421k0000m040272000c/