統計数理研究所でサイバー攻撃被害 5,527件の研究者情報流出の可能性

統計科学関連機関「統計数理研究所」において、サイバー攻撃被害による情報流出の可能性が懸念されている。

被害が確認されたのは4月3日。
同研究所内の研究データベースにSQLインジェクション攻撃が検知されている。
ログを調べたところ、2月7日から3月16日にかけ複数回攻撃が仕掛けられていたという。
被害のあったデータベースのサーバーにセキュリティ上の脆弱性が確認されており、攻撃者はこれを狙いハッキングしたとみられている。
これによりデータベース上のデータが流出した可能性が浮上しており、研究関係者などのメールアドレス5,527件が被害対象とのこと。

4月12日公表時点で、同サーバーの運用停止および外部とのネットワークを遮断。
具体的な被害に関する詳細調査が続いているとのこと。

【参考URL】
【情報インシデント】統計数理研究所サーバに対する不正アクセスについて
https://www.ism.ac.jp/

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