なりすましによるサイバー攻撃に関わる不審メール件数 IPA調査レポート

7月30日、情報処理推進機構(IPA)から、サイバー攻撃に関わる不審メール件数に関する調査レポートが公表されました。

概要

レポートは2020年4月から6月の期間IPAに寄せられた、サイバー攻撃に関わる不審メールの件数をもとにまとめられております。
期間内に確認された不審メール件数は325件で、そのうち標的型攻撃メールとみられるものは87件だったとのことです。

【確認された不審メール特徴】
・CEOや客先企業を騙る
・偽りのメールアドレスが使用されている
・海外取引先との取引時には日本語を使用
・メールによる請求過程に割り込み、指定口座に送金させる

IPAは対策方法として、驚異の認識および手口を理解するとともに、社内だけでなくステークホルダー全体での警戒体制が必要としております。
 

【参考URL】
サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP) 運用状況

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