違法賭博の資金捻出のため同僚らの個人情報を提供 被害額は300万円【神奈川県】

神奈川県環境農政局において、29歳男性職員が職務上収集した同僚らの個人情報を不正に貸金業者に提供していたとして、懲戒処分が行われた。

県の公表によると、当該職員は2020年から2022年にかけてオンラインカジノで違法賭博を行っていたとのことで、業務時間外にスマートフォンでオンラインカジノにアクセスし賭博を繰り返していたという。
また、職務上収集した同僚らの個人情報を金融庁や地方自治体などに登録を行わずに貸金業を行っている金融業者に提供する不正行為も発覚している。
これは賭博費用を捻出するためとされており、自身の銀行口座情報をはじめ同僚らの氏名や電話番号を無登録の貸金業者に提供する違法行為を行っていた。

これにより2件の詐欺事件に悪用されていたことが明らかになっており、少なくとも被害額は約300万円に上るとされている。

県は当該職員に対して停職6カ月の懲戒処分を行っている

【参考記事】
職員の懲戒処分について
https://www.pref.kanagawa.jp/prs/index.html

最新情報をチェックしよう!