ランサムウェアで78億円の身代金 クライアント管理サービス「Kaseya」

7月4日、アメリカのクライアント管理サービスを提供する「Kaseya」社において、ランサムウェア被害が発生。ハッカー集団による身代金要求および、複数の顧客組織に悪影響が出ている状況とのこと。

概要

被害を受けたのは、同社のクライアント管理サービスソフトウェア「VSA」。
当該サイバー攻撃は、ハッカー集団「REvil」によるもの。
VSAには確認されていない脆弱性があり、REvilはこれを悪用しランサムウェアによる攻撃を仕掛けたものとみられている。

被害状況

VSAのサービス提供に関わるデータが暗号化。
当該ランサムウェア被害により、少なくとも1000社以上の顧客に悪影響が発生している状況という。
REvilは、データ複合の条件としてビットコイン7000万ドル(約78億円)を同社の要求している。
さらに、REvilはVSAのオンラインサービスを利用する影響が派生した顧客に対し、
個別に身代金4万4999ドル(約550万円)を要求していることも確認されているとのこと。
 

【参考URL】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2107/06/news055.html
https://japan.zdnet.com/article/35173440/

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