川崎市立「橘高等学校」のサーバーがランサムウェア感染 生徒の進路についての情報流出の可能性

5月1日、神奈川県川崎市立「橘高等学校」内のネットワークサーバーがランサムウェアに感染したとの情報が公表されました。

概要

4月22日、橘高等学校職員が校内端末からサーバーにアクセスした際、ファイルが暗号化されており、画面上にはランサムウェア感染を示唆する英文が表示されていたとのことです。その後、総合教育センターへの状況報告および、保守業者に対して被害状況の確認依頼が実施されました。

サーバー内には、教員が作成した生徒の進路に関する資料が記録されており、現時点では外部への情報流出は確認されておらず、他校や市行政システムへの影響はないとのことです。

橘高等学校では2019年10月28日にもランサムウェア被害が発生しており、セキュリティ強化を図ったばかりだったとのことが判明しており、同学校は過去被害を踏まえた再発防止を保守業者に依頼しております。
 

【参考URL】
川崎市立高等学校におけるコンピュータ・ウイルス感染について

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