セキュリティ教育企業「KnowBe4」日本参入 「人をファイアウォールに」

2月27日、アメリカでセキュリティ教育サービスを展開する「KnowBe4」が、日本市場への参入を正式に発表しました。

KnowBe4 について

KnowBe4は、サイバー攻撃発覚時の報告対応の演習サービスやSaaSを通じて1000種以上のコンテンツを多言語対応で提供しており、日本への参入においてはセキュリティ訓練や教育を継続することで被害の抑止につながるとする意図を示しております。
インターナショナルセールス担当のMatthew McNulty氏は、同社のコンセプトに「人をファイアウォールに」として掲げているとし、「人が“ファイアウォール”のように脅威に気付けるようになり、導入済みのセキュリティシステムと相まって全社のセキュリティレベルを高めていくことにある」と説明しております。

今後の展開

KnowBe4の日本法人は2019年11月に立ち上がっており、現時点で以下のような日本語対応したいくつかのサービスも提供開始しております

・メール受信者が不審なメールをIT管理者へ通知できる、メールソフトやウェブブラウザーの拡張機能として「Phish Alertボタン」を提供
・IT管理者が報告として受けた不審メールを簡単に分析できる機能を備える「Phish ER」を無償提供
・不正アクセスにまつわる事件をテーマにしたドラマ映像を日本語吹き替え版対応し公開

KnowBe4は今後、日本での販売代理店の拡大および日本に対応した教育コンテンツを制作提供していくとして、コンテンツパートナーの協業も同時に拡大していくとしております。
 

【参考URL】
人をファイアウォールに–セキュリティ教育のKnowBe4が日本進出

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