文房具・オフィス家具の「コクヨ」社のランサムウェア被害に関する続報が、8月7日発表された。
関係機関や調査専門業者などによる調査の結果、同社グループで使用されているネットワークが侵害され、ランサムウェアによるデータの暗号化被害に至ったとされている。
これにより、約 186 万件の個人情報が流出した可能性が懸念されている状況。
6月8日の被害判明以降、データの外部流出や攻撃者による情報公開といった事実は確認されておらず、また外部へのデータ転送数値からみても情報流出の可能性は低いとされている。
同社は、情報流出の可能性を全否定できないことからも関係者に対し個別での連絡を実施している。
今後は被害を受けた同社ネットワークのセキュリティ強化をも継続的に進め、再発防止を図るとしている。
【参考URL】
(開示事項の経過)当社グループ情報システムに対する外部攻撃について
https://www.kokuyo.co.jp/