学校間のネットワーク内で111名分の生徒情報流出 教員Teamsの設定誤る

山口県宇部市の小・中学校で使用されているネットワークにおいて、生徒情報が流出する事態が発生した。

宇部市教育委員会事務局によると、生徒が持ち帰った端末で情報を閲覧した保護者の報告によって発覚した。
調査の結果、市内の小学校教員が「Microsoft Teams」でグループを作成する際に、プライバシー設定を「パブリック(公開)」にしていたことが原因となり、生徒情報が他のネットワーク利用者で閲覧可能となった。
これにより、111名分の小学生生徒の氏名や指導資料などが流出している。
なお、当該流出は宇部市で使用されている教育ネットワーク内のみで、外部への流出はないとされている。

事案発覚後、誤りのあったTeamsの設定を修正し対応が完了している。
同事務局は、再発防止策として適切な設定の周知や定期的な確認を実施すると説明している。

【参考URL】
宇部市教育ネットワーク内における個人情報の漏洩について
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/

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