「他校のファイル閲覧できる」と生徒から指摘で問題発覚 グループウェアの設定ミス【三重県】

三重県教育委員会は、県立学校のグループウェアにおいて不適切な設定により、生徒の個人情報が流出する事案が発生したと公表した。

当該学校生徒から「他校のファイルが閲覧できる」との指摘が入り問題が浮上。
調査の結果、グループウェアの設定に誤りがあったとのことで、「パブリック」に設定されていたことで、県内の他校教職員や生徒からファイルが閲覧可能な状態になっていたという。
閲覧可能になっていた情報として、四日市の高等学校生徒に関するアカウントIDやパスワード、テスト成績、体力測定結果、進路情報などが該当するとのこと。
アクセスログから、12名の生徒がこれらの情報にアクセスしていたことがわかっている。

県教育委員会は対応としてシステム改修を実施し、グループ作成時に「パブリック」の設定が選択できないよう変更。
また、全校集会で生徒および保護者に対し事実説明と謝罪を行った。
今後の対策として、個人情報管理指針の遵守と運用の見直しを進める方針を示している。

【参考記事】
県立学校における個人情報の漏えいについて
https://www.pref.mie.lg.jp/index.shtm

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