ミネアポリス黒人男性死亡事故への抗議デモに、ハッカー集団「アノニマス」もサイバー攻撃で活動開始

5月25日にアメリカミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官に取り押さえられた際に死亡した事件への抗議デモの拡大とともに、ハッカー集団「アノニマス」が活動を行っていることが確認されております。

アノニマス

アノニマスは、ハクティビズム(政治的主張に基づきハッキング行為を行う)のハッカー集団で、目的や人員規模などは不明ながら、権力を悪用し不正行為を働く個人や組織をターゲットにサイバー攻撃を仕掛けるケースが多く確認されております。
 

ミネアポリス警察へのサイバー攻撃と影響

アノニマスは、ジョージ・フロイドさんの死亡事故をきっかけに、ミネアポリス市警の犯罪を世間に晒すとの表明をしており、すでに同警察にいくつかのサイバー攻撃が実行されております。

・ミネアポリス市警のウェブサーバーがDDoS攻撃により、オフライン状態になる
・システムがハッキングされ、
メールアドレスやパスワードが含まれるデーターベース情報が流出
・国連機関のwebページが改ざんされ、フロイドさんを追悼する内容に差し替えられている

こうしたアノニマスの権力者に対する反抗活動が、アメリカを中心に共感を集め始めているとのことです。
 

【参考URL】
ハッカー集団「アノニマス」に復活の兆し 黒人男性死亡で社会不安広がるアメリカで

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