奈良県の共済組合で年金受給者14,708名分を誤って外部に提供

奈良県市町村職員共済組合において、年金受給者の個人情報が流出する事態が発生した。

概要

情報流出は、同組合から「奈良県市町村職員年金者連盟」に加入する年金受給者のデータ提供の際に発生している。
年金者連盟は、加入案内に必要とするデータ提供を同組合に依頼。
しかし同組合側は、必要とするデータ以外の全年金受給者14,708名分のデータを誤って提供したという。
誤って提供された年金受給者の情報には氏名、住所、年金証書記号番号などの個人情報が含まれていた。

その後、年金者連盟への加入予定がない年金受給者に、加入案内が届いたことで問い合わせがあり問題が発覚している。

原因は、データ作成時の内容確認不足としている。

対応

共済組合は、年金者連盟に誤って提供したデータの削除を願い出ている。
また、再発防止に向けた業務フローの見直しが行うとしている。

【参考URL】
年金受給者様の個人情報の漏えいに関するお詫びと原因及び再発防止について
https://kyosai-nara.jp/

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